入院6日目 : なんとHCUに移動することに (2024年3月21日)
親が入院してから6日目。
午後に内視鏡室の看護師から電話があり、
バルーンタイプの胃ろうが用意できたので交換してもいいですか?と聞かれたので交換をお願いした。
それから1時間くらい後に病院に電話で親の状況を聞いたところ
- 昨日は38℃台後半まで発熱したが、現在は熱は下がっている。
- パッドなどは十分足りているので補充は必要ない。
現在は洗濯物等の受け渡しは平日の限られた時間のみ可能なので念のため確認しておいた。
今日か明日行かなければ次は月曜になってしまうので。 - 胃ろうを交換する予定。
とのこと。
夕方になって主治医から電話があり、一気に深刻な話に。
胃ろうは交換済みで内視鏡で胃壁を確認したところそれほど酷くはないとのことで
問題はCT検査でたまたま見つかった胸水と思われた箇所。
炎症の原因はこちらかもしれない。
入院当初は呼吸は問題なかったが、夕方になったり体を動かしたりすると苦しそうに呼吸するようになった。
そのため酸素吸入を開始している。
胸水と思われた箇所について他の医師とも相談した結果、水ではなく肺が潰れていると判断。
癌かどうかは分からないが、親の状態を考えると確認のために無理して採取することは避けた方がいい。
脳と違って胸部のCT検査画像は2年前のものしかないためいつからこのような状態になったのかは分からない。
嫌な予感がするとのこと。
突然呼吸が止まったり心停止の可能性があるので覚悟しておいてほしい。
その際に人工呼吸器などの延命措置を行うかどうかを聞かれたので不要と回答。
それからしばらくして看護師から電話がありこれからHCUに移動して備える旨の連絡があった。
といった具合の急展開。
急遽受診を決めたのは胃ろう部の問題に加えて今までにない不整脈の悪化と発熱があったためなので
胃ろう周囲の皮膚の炎症の見た目自体は初めてのものという訳ではなかった。
今までも何度も悪化と改善を繰り返してきたが、CRPが上昇したことはなかったんだよな。
そう考えると今回のCRPの上昇はやはり胃ろう部分が原因ではない可能性が高いのかな。
今回はたまたまCT検査で問題と思われる箇所が新たに見つかったけど
そんな状態だと知らなかったら胃ろうの部分が原因じゃないかと考えちゃうよなあ。
SpO2もずっと問題なかったし。
昨年12月くらいから睡眠中の心拍数が60まで下がらなくなり
60一定だけでなく70一定という状態も次第に見られなくなった。
1か月前の受診ではかつては1日の1/3が心房細動だったのが常時になっていると言われたし
CRPも僅かに上昇していた。
今から考えるとこうした変化が今回の症状の兆候だったのかもしれない。
でもこれで胸部CT検査を行うという発想には至らないよなあ。