脳梗塞発症から1年経過 (2023年2月26日) | でーれーええかげんじゃけー

脳梗塞発症から1年経過 (2023年2月26日)

パーキンソン病の親が脳梗塞を発症してから丁度1年が経過

 

認知症に加えてまともに喋ることさえも出来なくなってしまい大変。

言っていることは意外に理解してくれてるみたいなんだけど

思うように意思疎通が出来ない状態がずーっと続いているのでしんどい。

 

また、退院してからはそれまで以上に力が強くて介助自体も大変。

筋緊張が凄くて何するのでも力が必要。

2人以上なら邪魔な腕などを持ってもらって作業ができるんだけど。

 

脳梗塞を発症した状況が朝からメネシットの効きが良くない状態での昼食(ラコール)等の注入だったこともあり

脳梗塞発症後はそれまで以上に栄養剤の注入には気を使っている

うちの親においてはかなりの食後低血圧が起こることから消化が心臓に負担をかけていると思われるので。

 

Apple Watchのワークアウト機能でほぼ24時間親の心拍数を観測し続けた結果、

うちの親の心房細動はパーキンソン病のウェアリングオフと関係していることが分かった

メネシットが心房細動に効くのは以下のどういった作用によるのかは私のレベルでは分からないのだが。

  • 自律神経が回復することによる?
    嚥下などが回復するのと同様に心臓の動きも改善される?
  • 体(筋肉)が動くことで血流が改善され心臓の負担が軽減される?
    医師からは心筋自体には効かないと言われている。
    呼吸については胸の筋肉が大きく動いているのが目視で確認可能。
  • 消化が抑制されることによる?
    消化による負荷が心房細動を引き起こしている場合、ドパミンは消化に対して抑制的に働くので。
  • 上記の複合効果?

 

従って、栄養剤を注入する際にはメネシットが効いている状態をしっかりと作ってから行うようにしている

脳梗塞以前は胃の中の消化状態を見て注入量や注入のスキップ等を判断していたが、

それに加えてメネシットの効き具合と心拍数(頻脈)も重要な判断材料にしている。

激しい心房細動が起こっている時に栄養剤の注入を行って心臓にさらなる負担をかけるようなことは避けたい。

 

メネシットの効きは消化状況にかなり依存しているので相当時間が経たないと効いてこないことが普通にある。

その場合、激しい心房細動を抑えようとしてメネシットを注入しても効果が得られない。

 

なお、メネシットでもダメな場合の最後の手段は坐薬を使って排便や排尿を促すこと

出したいのに出ない状態も体には大きな負担なのでこれで解決することも多い。

 

あと、夜間の場合には寝させればいいのでルネスタを併用することが可能

経験上メネシットとルネスタの併用が最も効果がある。

ルネスタが効くと心拍数はわりと下がるものの変動(不整脈)自体はあまり抑えられないが、

メネシットを併用すると変動自体も抑えることができる。