一言でいうと、生きる喜びと感動を与えてくれる、希望にあふれる映画と言ったところでしょう。
友達と観にいきましたが、一人で行ったら感動して大泣きしてましたね~
高畑監督が描くかぐや姫が人間味溢れてて本当に素敵でした。その上に音楽も良い!
観終わったあとに、もう一度観たいと素直に思えましたね~
宮崎駿監督の『風立ちぬ』を半年ほど前に観ましたが、個人的には『かぐや姫』ですね~
『風立ちぬ』は最後の30分がラブストーリーで、健気な女性像にグッときましたが、正直前半部分が難しくて理解できなかったというのが本心です。
『かぐや姫』は、日本人なら原作を暗唱してると思うのでストーリーがよくわかるし、高畑監督が伝えたいことをしっかりとキャッチできたような気がします。
私は、ジブリと言ったら宮崎駿のみ!というくらい宮崎駿の作品が好きなのですが、高畑勲監督もこんなにも素敵な作品を作るとは!
正直、少し見くびってました。ごめんなさい。
宮崎駿監督に全く劣らず、とても深い作品です!
世界中の人に観させたいと思いましたが、多分日本人だからこそわかる深さもあるでしょう。
ただ、宮崎駿監督も高畑勲監督も、根幹は「生きよ」というテーマな気がします。
最近、私が好む小説もやはり「生きること」をテーマにしたものが多いですね!
生きることは、ある意味で辛くて苦しいことです。しかし、それをも上回る喜びや感動もあるのだ!っていうをジブリの二人の巨匠が作品を通じて訴えかけてるように思えてなりません。
今回の『かぐや姫の物語』にも思いっきりこのことが伺えましたよ!
もう、思い出しただけで涙出そうです!
極めてオススメできる作品なので、是非多くの人に観てほしいです!