千と千尋の神隠しを観て思ったこと。 | 堅忍不抜を目指したい

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私は宮崎駿監督の大ファンであり、全世界に彼の作品を伝えなければいけないと思っている。

欧米などで起きている日本のアニメや漫画ブームをご存知の人は多いだろうけど、私は宮崎駿氏の作品こそがその中心にあるべきだと思う。

実際に千と千尋はアカデミー賞を獲得した作品であり、人気も高い。

ほかにも、ハウルが世界では人気作品であろう。

しかし、私はこれを憂うのだ。

私的に、宮崎駿監督の全盛期は『もののけ姫』までだと感じる。彼は『もののけ姫』で集大成をなしたのだ。

千と千尋はストーリーは面白いが、なにか強烈なメッセージというものが私には感じられない。

そして、宮崎駿お得意のテーマである「愛」の質が若干落ちてる気がする。

実はこれには面白い意見がある。それは、声優陣がダメだから作品も見劣るというものだ。ナウシカなど最初の映画にはきちんとちゃんとした声優を使っていたが、後半は一般の芸能人を使用している。

そしてこれが、キャラクターにしっかりとした命を吹き込ませていないのだ。

たしかに、ナウシカの中のキャラと千と千尋の中のキャラでは、その言葉の一字一句、声量、メッセージ性全てにおいてナウシカが勝っている。

しかし残念なことにナウシカやラピュタなどは古い作品であるためか、最近の作品に比べると認知度が低い。だから私は、全世界に伝えなければならないのだ。宮崎駿の初期作品がどれだけ大傑作であるかを!

ちなみに、宮崎氏がジブリ以前に作った『未来少年コナン』や『ルパン三世カリオストロの城』も史上最高傑作である。私的にこの2作品では純粋な「愛」を描いてると思う。自己犠牲をしてまで好きな人のために生きるというなんとも美しい内容がこの中にある。

私は、宮崎駿監督のどの作品が好きかと尋ねられれば、必ずこの2つの作品を入れるだろう。

ジブリの中でと言われたら、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』がとくに好きだ。全世界の人に見てほしい。


とどのつまり、宮崎駿先生は日本の宝であり、世界一のアニメ作家である。日本国民は彼を誇りにし、全世界に胸を張って伝えなければならないのだ!