わが思想を持つこと | 堅忍不抜を目指したい

堅忍不抜を目指したい

口だけではなく行動を!

私は、宮崎駿や坂本龍一などの芸術家が好きであるが、彼らは何かしらのメッセージを自分の作品に込めている。

そしてそのメッセージは、自分自信が持っている確固たる思想から派生するものだと思う。

つまり、彼らの天才性の裏にはしっかりと確立した思想があるということだ。

現代人、特に現代の若者でしっかりとした己の思想を持っている人はどれほどいるのだろう?

少ないのではないかと予想する。


では、己の思想を確立するためには何が必要なのか?

まずは、今の状況を知ることかな。新聞などを通じて現代に起きているニュースをしっかりと理解すること。また、それらに対して自分のオピニオンを言えるようにすること。

それともう一つ、最も大切なのは、本を読むこと。とりわけ古典を読むことだろう。

先の吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』のような名著をしっかり何度も何度も読み、そこから学べることをたくさん吸収することではないか?

もちろん古今東西全ての作品ネ!!

やはり、いまだにプラトンやアリストテレスの本も売れているわけだし、数千年の時を経た今でもしっかりと通じる、というより今だからこそ必要?なのだとつくづく感じる。

最近、小説を読むことも大事なんだと感じるようになってきた。いわゆる新書や評論文は読解力が重視されるけど、小説は想像力をかなり必要とする。イマジネーションを鍛えることは大切であろう!

大学生のうちに、なるべく多くの素晴らしい本に触れて過去の偉人と対話したい。

ちなみに筆者は大学のテストが終わったら、エドワード・サイードの大名著『オリエンタリズム』を読みたいと思っている。

では!