一柳慧[1933-]:作品集
(1) ヴァイオリン協奏曲『循環する風景』(1983)
(2) リズム・グラデーション~ティンパニのための(1993)
(3) 森の肖像~ソロ・マリンバのための(1983)
ポール・ズーコフスキー(ヴァイオリン)(1)
尾高忠明(指揮)(1)
東京フィルハーモニー交響楽団 (1)
菅原 淳(ティンパニ (2),マリンバ (3))
録音:1983,95年/埼玉 ほか
全曲緊張感みなぎる素晴らしい音楽と演奏。ヴァイオリン協奏曲はヴァイオリン名人芸も光ってそうとうかっこいい。それだけでなく様々な楽器の活躍も光ってまさに循環する風景といった感じ。
リズムグラデーションも森の肖像も一台の打楽器から様々な魅力を引き出している。これはおすすめ。
カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ はほかも持っっているが、とても面白い。他にも欲しくなる。
バッハ:
(1)W.ケンプ編:シンフォニアBWV.29,主よ人の望みの喜びよBWV.147
いざ、来たれ異教徒の救い主よ659a,審判の日は来たれりBWV.307 & 734
わが心の切なる願いBWV.727,主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV.639
目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV.645,シシリエンヌBWV.1031
(2)リスト編:幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
(3)ブゾーニ編:トッカータとフーガBWV.565 / シャコンヌBWV.1004
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
ケンプ、リスト、ブゾーニによるバッハの編曲。
このCDは2枚組で、前半がバッハにちなんだレーガーとリストの作品で、後半がこれ。
ケンプとリストの曲が素晴らしいと思った。特にケンプのもの。
オピッツはケンプの弟子らしいので、やっぱり師匠の作品は知らず知らずのうちに気合が入ったのかも。
ブゾーニも勢いがあって素晴らしいが、デミジェンコのもののほうがより自分的には好き。ハーデンのものもかなりいい。