早坂文雄、21世紀ピアノ音楽の領域 | firebird-daiのブログ

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1. 早坂文雄:

・交響組曲「七人の侍」

・二つの讃歌への前奏曲 No.1

・二つの讃歌への前奏曲 No.2

・左方の舞と右方の舞

・早坂文雄のスケッチによる交響二章・第一楽章

・早坂文雄のスケッチによる交響二章・第二楽章

 

本名徹次(指揮)、オーケストラ・ニッポニカ

 

交響組曲「七人の侍」を見当に買いました。いい曲なんだけど、なんとなくこの曲は映画ありきだなぁと感じた。

左方の舞と右方の舞のほうが、音楽としての力が優れていると思う。このCDには収録されていないけど、ピアノ協奏曲も素晴らしい曲です。室内ピアノのための小品集はリリースされているが、それ以外のピアノ曲も聴いてみたいし、楽譜もほしい。でも売ってない。探せばあるんだろうけど。売上が少ないのはわかるけど、日本の出版社ももう少し日本の音楽文化を広める試みをしても良いのではと思う。松平頼則のピアノ組曲「美しい日本」もそうだし。

演奏はほころびがあるところはあるものの、日本情緒は感じることができた。

 

 

2. 21世紀ピアノ音楽の領域 から

・田中聡:ジ・アワー・オブ・サイレンス3~ピアノのための

 金澤克史(ピアノ)

・稲浦調:2つの狂詩曲

 藤井澄子(ピアノ)

・金沢淑子:「和」~ピアノのための

 金沢淑子(ピアノ)

・佐々木良純 :ピアノのための「5つの抒情」~赤塚豊子の詩による~1.春ノ抱擁|2.青イリンゴ|3.太陽トヒマワリ|4.風ノ歌|5.雪ノ上ニ

 宮木麻衣(ピアノ)

・伴谷晃二:風の環礁,ピアノのために

 伴谷真知子(ピアノ)

・小櫻秀爾:ピアノ・ソナタ第1番

 柳井和泉(ピアノ)

 

とてもおもしろい企画CD。中古CD屋で見つけました。中古CD屋だと、ネットでは目につかないようなものに偶然目がいくことがありますよね。

全員日本人作曲家の作品だが、意外と日本的な要素は薄めに感じた。この中ではとくに金沢さんと、小櫻さんの作品が個人的に印象に残った。