1. 西村朗:ブルーノ・カニーノ プレイズ 西村朗
・夜光(レント・モルト)
・薔薇の変容
・オパール光のソナタ
・カラヴィンカ
・神秘の鐘
・夜光(レンティッシモ)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
神秘的できらびやか、ときにエロティックにも響く美しい音楽。曲自体も素晴らしいし、演奏も素晴らしい。作曲の動機には、東洋的、日本的な思想が発端となっている曲もあるが、不思議とそれはあまり強くは感じなかった。ある意味、グローバルな響きなのだろうか。
これはお気に入りの一枚になった。ファツィオリのピアノの音も最高です。
2. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3,4番
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
今回聴いたときは、第4番に妙に惹かれた。やっぱり調性がハ短調なので、強烈にベートーヴェンを感じるからだろうか。こういった初期の曲でも強烈にベートーヴェン臭を感じるが、調性によってさらに増幅される。