今回は、「女性特有の仕事」と人権団体について。

 

 

●女性特有の仕事

 

いろいろあると思うけど、私個人がパッと思い浮かべるのは、以下のような仕事かな、と。(好みが分かってしまうw)

 

◎イベント、タレント系

コンパニオンガール、レースクイーン、キャンペーンガール(キャンギャル)、グラビアアイドル

 

◎接客、お水系

ホステス、キャバ嬢、ガールズバー店員、バドガール

 

◎エロ系

風俗嬢、AV女優

 

 

女好きの私としては、そういった方々には大変お世話になってきた身だ。

 

もはや言うまでもないが、会社やお店の売上に貢献したり、集まってくる男性を喜ばせたりしているという点においても、非常に素晴らしい仕事をしている。

 

改めて敬意を評したい☆

 

 

 

●主催者側の企業努力

 

イベントにおいて、彼女らの存在は欠かせなく、抜群の宣伝効果と呼び寄せになっている。

 

イベントを主催する企業は、どうしたらメインターゲットである男性客を一人でも多く呼び寄せられるか、他社よりもアピールできるかを真剣に考えている。

 

そのマーケティングの手法の軸となったのが、イベントガールの起用である。これは、メインターゲット層が男性という業界の中にあって非常に有効な手法であり、まさに企業努力の表れだろう。イベントを開催するにも人が集まらなければ意味がないのだから。

 

ましてや、イベント会場に出入りする男性客は、美人が大好きだ。従って、ただ単にイベントコンパニオンの頭数を揃えれば良いというものではなく、美人を揃えなければならない。量も重要だが、質も重要!

 

そういったところでも、企業間で競争が激しく、顧客のニーズに応えるための企業努力を懸命にやっている。

 

そして何より、彼女ら自身がイベントの趣旨を十分に理解している。

 

 

●需要と供給の関係

 

モーターショーなどのイベントや、ガールズバーなどのお店は「需要と供給の関係」で成り立っている"ビジネス"である。

 

イベントコンパニオンの多くはモデル事務所や派遣型のイベント会社に所属している。彼女らにとっては「仕事」であり、それでカネを貰ってメシを食ったりブランドモノを買ったりしている。

 

そして、顧客の多くはイベントコンパニオンが目当てである。これはもはや揺るぐことのない圧倒的かつ絶対的事実である。

 

従って、彼女らは一人でも多くの人が来てくれる事を望んでいる。なぜなら、来場者は"お客さん"だから。多い方がいいに決まってるやろ!

 

 

来場者が多ければ多いほど、彼女らの商品価値も上がるし、給料も増えるだろう。思わぬ人と知り合いになれたり、お金持ちと付き合えたりするかもしれない。これをキッカケに、モデルやタレント活動をやれたりするかもしれない。

 

こうしたイベントは、登竜門的な存在にもなっている。(尤も、おっさん連中に媚を売っていかないといけないのもあるが)

 

 

 

●近年は危機的状況?

 

しかし、近年、そういった女性特有の仕事が危機的状況にあるようだ。明確なデータがあるわけではないけど、数年前と比べると、彼女らの人数が「かなり減ってきたな~」って思うようになった。「オートサロン」や「オートトレンド」を見てみても「かなり減ってきたなー」と。量が減ってきた上に質まで落ちてきたようにも思う。

 

ガールズバーなどにしても、閉店に追い込まれたお店も結構ある。

 

例えば、私がよく贔屓にしていたバドガールのお店は、東京・大阪・名古屋などに何店舗かあったけど、2019年シーズンは大阪に3店舗あっただけで、東京と名古屋からは姿を消した。バドワイザーの知名度が上がった事もあって、バドガールの役割が終わったのかもしれない。

 

 

あと、名古屋ではそこそこ有名なSAYURIグループの店舗も複数あったが、現在、名古屋市内は1店舗のみとなっている。

 

一見、華やかそうに見える業界だが、その裏では、同業他社との非常に厳しい熾烈な競争があるのだろう。

 

ガールズバーやガールズ居酒屋の業界は移り変わりが激しい。同じ事ばかりやっていては飽きられる。長続きさせるのが難しい世界である。

 

 

 

●彼女らの職種は女性蔑視か?

 

イベントコンパニオンが年々減っていくのは、声だけはやたらとデカい一部の自称フェミニスト団体による批判が増えてきた事が大きいのではないか。

 

似たようなところで、「フェミニズム運動」(男女雇用機会均等法、婦人差別撤廃条約など)や、最近であれば「#Me Too運動」や「#Kutoo運動」あたりもその類のタイプと考えてよいだろうか。

 

であれば、以下のような趣旨の批判が多いと容易に想像できるはずだ。

 

・女性をモノ(商品)扱いするな!

・性を売りにするな!

・人権問題だ!

・女性蔑視だ!

・女性差別だ!

 

一体、誰のための批判なんだ?

 

人権とは誰の人権だ 言ってみろ!

 

自称フェミニスト団体からすれば、「女性の権利を守るため」と言いたいのかもしれないが、デカい声を張り上げる事で、かえって女性の権利や職業選択の自由を侵害しているようにしか思えない。

 

「多様性を認めるべき!」「女性の社会進出をもっと応援するべき!」と言っているにも関わらず、特定の職業を差別し、女性の社会進出を阻んでいる。そして、イベントコンパニオンの枠はどんどん削られていく、と。

 

そこんとこは欧米も同様で、イベントコンパニオンは年々激減している。F1ではグリッドガールが廃止された。

・citrus(2018.02.08)

F1から消えるのはレースクイーンではなく「グリッドガール」。彼女たちの代わりに登場するのはグリッド…

 

まさに、女の敵は女である。

 

ハッキリ言って、こんな連中の批判をいちいち聞き入れていたら、間違いなく生産性が落ちてしまうわな。

 

 

以下の記事にしてもそうだ。

・ITmediaビジネス(2020.01.06)

モーターショーに女性コンパニオンは本当に必要か

―「男性目線マーケティング」で露呈した矛盾


「モーターショーのイベントにある乗用車の前に、スカート姿の女性を立たせる意味があるのか?」などと問うているわけだ。(この記者個人がどう思おうが自由である)

 

しかし、イベントそのものがビジネスとして成り立っている以上、意味があるかないかはそのイベントに携わる企業やスポンサー、そして来場者が決める事だろう。

男性ウケを狙った?煌びやかな衣装?胸元が大きく空いた衣装?

 

大いに結構だ!

 

メインターゲット層の男性の心理を上手く捉えている。そして何より、イベントコンパニオン本人がそれを理解している。

 

 

モーターショーにイベントコンパニオンが立っている事に違和感を抱く人がゼロとは言わないし、近年は女性や家族連れの来場者が増えてきたのも事実だが、それでもまだ男性客が圧倒的に多く、結果として、イベントコンパニオンを起用したほうが来場者のトータルは遥かに多いわけ。

 

彼女らがいるのといないのとでは天と地ほどの差があり、もし居なかったら、きっとガチのモーター好きしか集まらなくなり、ライト層の拡大を図れない。ガチ層だけでは限界があるのだ。

 

 

ああいったイベント会場の中で、邪魔な存在が居るとしたら、それはイベントコンパニオンではなく、撮影マナーの悪いカメコ(カメラ小僧)である。マナーが悪いのは論外だ。

 

しかし、カメコ自体は立派な宣伝マンとして機能しているのもまた事実だ。ツイッター等のSNSで写真をアップ・拡散すれば、それに関心を持つ者が一人二人と増える可能性があるからね。

 

 

そういった需要(ニーズ)があり、ビジネスとして成り立っている間は、今のような状況は今後も変わる事なく続くだろう。そして、自称フェミニスト団体による批判やデモも続くであろうw

 

 

 

●人権団体の背後には金融街や投資家の存在

 

これは女性人権団体に限った事ではないが、「人権団体」と呼ばれている団体の背後には金融勢力や投資家がいる。

 

例えば、かの有名な国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」に対しては、ジョージ・ソロスが1億ドル(当時のレート換算で84億円)もの寄付という名の投資をしている。

・日本経済新聞(2010.09.08)

投資家ソロス氏、国際人権団体に84億円寄付

 

そういった連中がいるから、いわゆる「人権ビジネス」「差別ビジネス」が儲かるという構造だ。

 

人権団体をカネで懐柔し、女性蔑視や職業差別の無い所に突っ込ませて、平等を訴えさせたり、対立構造を仕立て上げたりしている。それが奴らのやり方である。まさに、80年以上前の「戦争ビジネス」と同じ戦略なのだ。

 

そういった「人権ビジネス」「差別ビジネス」世界中に蔓延している。

 ↓こんなふうにw

 

金融街や投資家、それにメディアによる諜報のチカラは今も巨大であり、わずかなスキも突いてきて我々を対立構造の中にはめ込もうとしてくるが、そんなものに振り回されてはいけない。

 

重要なのは、「差別」や「ヘイト」などといった言葉をなくす事であろう。これらの言葉が蔓延している限り、「差別」や「ヘイト」がこの世からなくなる事などあり得ないのだ。

 

 

 

※関連MYブログ(女性専用車両について)

・人権(Ⅰ)

https://ameblo.jp/firebird-1090/entry-12570180630.html

 

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