私の楽天モバイルの利用歴は、MVNO(格安SIM)時代を含めると、実に約8年間になります。


長く使い続けている理由はただ一つ、「楽天経済圏での圧倒的なお得さ」にっこりでした。

正直に言えば、通信品質には長年不満真顔がありましたが、月々の料金をポイントで払えたり、楽天市場でのポイント優遇でそれ以上のメリットがあったため、目をつぶってきました。


しかし、その「お得さ」が崩れ、いよいよ他の通信会社に乗り換え時期が来たと感じています。


本記事では、長年楽天モバイルを使ってきた私が、なぜ今、日本通信SIMへの乗り換えアセアセを検討し始めたのか、その理由を「通信の悪さ」と「ポイント優遇の終焉」の二つの側面からにお話しします。
 

目次

  • 長年のユーザーが語る「電波の悪さ」のリアル体験談

  • 楽天モバイルを使い続けてきた「たった一つの理由」

  • 乗り換えを決意させた「ポイント優遇の終焉」

  • 日本通信SIMへの関心が高まった理由と料金比較

  • シンプルさと安定性を求める


長年のユーザーが語る「電波の悪さ」のリアル体験談

楽天モバイルは、自前の基地局を持つMNO(キャリア)になってから、料金の安さとは裏腹に、通信品質の悪さが問題になっています。


1. 都会の地下で「絶望的な非接続エリア」体験談
地方での普段使いは改善されたものの、最近でも旅行などで都会に行った際、楽天モバイルの最大の弱点に直面します。それは、地下や建物の奥まった場所での接続不良えーです。


私が実際に経験した接続トラブルは以下の通りです。

  • 横浜駅での支払い不能事件(2025年3月):
      横浜駅直結の商業施設(ジョイナス)の地下1階の飲食店で、「楽天ペイ」で支払おうとしたものの、電波が全く繋がらず、決済ができませんでした。
     
  • 博多バスターミナルでの「繋がりづらい」共感事件(2025年11月):
     最近の九州旅行、博多バスターミナル地下1階の店舗で電波が悪すぎて決済できず。
    レジの店員さんが
    「楽天モバイルのお客様は本当によく繋がらないんですよ」大あくび
    と、もはや公然の事実として認めていたほどです。

地方の自宅では我慢できても、都会の地下や建物の奥まった場所では、決済不能という生活上の不便に直結していることを痛感しています。

2. MVNO時代はなぜ問題なかった?(通信事業の構造)
かつてMVNO(格安SIM)として提供されていた初期の楽天モバイル(約2014年〜2020年春)では、通信品質に大きな不満はありませんでした。
なぜなら、当時楽天はドコモなどの大手キャリアの回線を借りてサービスを提供していたからです。

しかし、楽天が自前の基地局網を持つMNOに切り替わって以降、自社回線のエリアカバーがなかなかされず、電波の悪さネガティブという課題が生まれました。


2022年の秋ごろ、自宅で学校関係の電話をスマホで受けた時のことです。

 

家の中は電波状況が非常に悪く、会話が途切れ途切れになってしまうため、結局、外に出て会話ガーンを続けました。

 

楽天モバイルはRakuten Link(楽天リンク)経由であれば通話料は無料ですが、「これほど繋がりが悪ければ意味がない無気力ではないか」と感じたのを覚えています。

 

最近は家の中でも繋がるようにはなりましたが、まだ場所によっては接続が難しいこともあります。
 


 楽天モバイルを使い続けてきた「たった一つの理由」

通信品質に不満がありながらも、私が8年間使い続けてきた理由は、「料金の安さ」「楽天経済圏の恩恵」の2点です。


1. 料金の安さ:ポイント還元で実質無料に近かった
現在の「Rakuten最強プラン」は、データ利用量が3GB未満なら月額1,078円(税込)です。

私はデータ利用量が非常に少ないため、この安さは魅力的です。

しかし、私が本当にメリットを感じていたのは、楽天市場などで貯まる期間限定ポイントを、通信料金の支払いに充当グッできる点でした。

ポイントを無駄なく消費でき、実質的に通信費の負担がゼロウインクに近い状態を長年維持できていました。

2. 楽天市場でのポイント優遇(SPU)
楽天モバイルを契約していると、楽天市場でのお買い物の際に付与されるSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率がアップします。
 

これは、楽天市場のヘビーユーザーである私にとって、通信品質の悪さを考慮してもメリットでした。

 


 乗り換えを決意させた「ポイント優遇の終焉」

通信の不安定さを許容できたのは、ポイントという強力なメリットがあったからです。しかし、その強力なメリットが弱まり、あまり意味がなくなってきました。


楽天ふるさと納税のポイント改悪
私にとって、楽天経済圏で最も大きくポイントを稼いでいたのが「楽天ふるさと納税」です。


しかし、2023年10月の法改正に伴い、ふるさと納税の寄付においては、SPU対象外驚きとなるという変更されました。

 

これにより、楽天モバイルを契約していても、ふるさと納税によるポイント還元という最大のメリットが消滅ネガティブしてしまったのです。

この状況で、通信品質に我慢し続ける理由がなくなり

「シンプルに安く、安定した回線」

を求めるようになりました。
 


日本通信SIMへの関心が高まった理由と料金比較

私が乗り換え先として最も有力視しているのが、日本通信SIMです。

 

 

1. ドコモ回線の安定感
日本通信SIMは、ドコモ回線を利用しているMVNOです。

ドコモは自前の基地局を持つMNOであり、その回線エリアは広範かつ安定しています。

博多バスターミナルの地下で私の楽天モバイルが繋がらない中、母が使っている日本通信SIMは問題なく決済が完了したという事実は、ドコモ回線の安定性ニコニコを表しています。

2. 圧倒的な料金差
私の毎月のデータ利用量は1GBを使うか使わないか程度です。

この利用実態で料金を比較すると、日本通信SIMの優位性は圧倒的です。
1. 日本通信SIM(MVNO)

  • 容量と料金: 1GB未満で月額290円爆  笑(税込)。
  • 最大の強み: 圧倒的な安さ。スマートフォンをほとんど使わない、あるいは番号を最安値で維持したい方に最適です。

2. 楽天モバイル(MNO)

  • 容量と料金: 3GB未満で月額1,078円(税込)。
  • 最大の強み: 通話料が無料。専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話が原則無料になります。また、3GBまでの容量の余裕がある点も特徴です。

楽天モバイルの1,078円は、ポイントで支払えるとはいえ、「ドコモ回線の安定感」と「月額290円の圧倒的な経済性」を持つ日本通信SIMは、通信量が少ない私の利用実態に最も合っています。

 


シンプルさと安定性を求める

楽天モバイルは、通信品質に目をつぶれるほどの「料金の安さ」と「ポイント優遇」で8年間使用してきました。


しかし、楽天ふるさと納税のポイント改悪煽りにより、最も重要なポイントメリットが薄れました。この結果、都会の地下での接続不良という「通信の悪さ」を許容し続ける理由がなくりました。


私の結論として、現在の通信量と生活スタイルを鑑みると、「ドコモ回線の安定性」と「月額290円の圧倒的な安さ」を持つ日本通信SIMへの乗り換えが、最もコストパフォーマンスが高く、快適な通信環境を得られるという考えに至りました。


長年「お得さ」を追いかけてきましたが、これからは「シンプル・イズ・ベスト」の安定した通信サービスに乗り換えたいと思います。

 

一方、夫は5GB程度使用するのと通話を頻繁に使用するので、楽天モバイルのままで行こうと思います。