こんにちは!

先日、直属の上司との任意の面談キョロキョロを受けてみました。

私の頭の中にあるのは、約1年後に予定しているFIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)です。

FIRE後の働き方は「辞めるも辞めないも、自分の意思で自由に決められる状態照れを目指しており、やめたい気持ちは山々ですが、「今」しか聞けない会社の制度や過去の事例を確認するため、この面談を受けました。

 

目次

  • 有給休暇の制度と「前例」

  • 無給休暇の現実と「健康な状態」の壁

  • 理想と現実のギャップ:柔軟な働き方への道は

  • FIREの視点が変えた「時間の価値」

 


有給休暇の制度と「前例」

まず確認したのは、有給休暇の取得ニヤリについてです。

現在の私には40日間の有給休暇があり、その管理には独特のルールがあります。

年間の付与分20日間は翌年に持ち越せますが、前年度からの繰り越し分20日間は、当年度中に消化しないと消滅してしまうのです。
つまり、「毎年20日を使い、20日を翌年へ繰り越し、新たに20日付与される」というサイクルになっています。

私が最も知りたかったのは、年末と年初をまたいで最大60日間(繰り越し分20日+既存の40日)の有給を一気に全て使い切れるのか、そして過去にそうした事例があるのかという点でした。

上司との面談の結果、「契約上は物理的に可能」であるとの回答でした。
 


無給休暇の現実と「健康な状態」の壁

さらに、「有給を使い切った後、無給で席を置いたまま休職できるかびっくりという可能性を探りました。


上司は「それは人による」としつつ、過去の事例を教えてくれました。
それは、病気で休職し、その後1年半は無給で席だけを残し、最終的に亡くなられた方のケースです。その方は休職から3年以上経過しても、籍は残っていたとのことでした。

しかし、私が求めた「健康な状態で有給を全て消化し、さらに無給で籍を置いたまま会社に来ない」という選択肢については、「前例がない」ため、「現実的には難しいショボーンとの見解でした。

正直なところ、ダメ元で聞いてみたので、特にがっかりはしませんでした。
もし実現可能であれば、今後のロールモデルとして参考にしたいと思っただけです。
やはり、会社員として長期の「自由な時間」を得るには、特別な事情が必要なのだと改めて納得しました。。

例えば、世界一周クルーズのように3~4ヶ月船を要する長期の旅行などを考えると、この制度を使える可能性に興味がありました。
やはり会社という組織において、長期の「無給での在籍」は、特定のやむを得ない事情がない限り認められないのだという現実を突きつけられました。

 


理想と現実のギャップ:柔軟な働き方への道は

次に、勤務体系の柔軟性について相談しました。

現在の会社の制度では、介護や育児といった特定の休暇制度を利用しない限り、私が活用できるのは時差出勤のみえー
30分刻みで2時間程度の調整は可能ですが、結局は「週5日、1日8時間労働」という枠組みからは逃れられません。

私の理想は、週4日勤務や1日6時間勤務といった、より柔軟な働き方です。

  • 理想: 週休3日(土日+水曜など)
  • 希望: 給料が半分になっても構わない

しかし、上司からは「やはり難しいだろうえーんという結論でした。

世の中の多くは「給料が下がるのは困る」という考え方がマジョリティであり、会社もその中で動いているという現実を再認識しました。

資産形成が終盤に入り、「お金」よりも「自由な時間」が欲しいニコニコと願う私のような人間にとって、この「週5日、1日8時間」という縛りは、まさに心の重荷となっています。
 

今の仕事に対する「思い入れ」は、残念ながら全くありません真顔

  • 悩み: 無駄な業務も多く、何のためにこの仕事をしているのか、日々分からなくなる。
  • 現実: はっきり言って、誰でもできる業務をただこなす日々。
  • 仕事量: 今の業務は、頑張れば週3日勤務でもこなせる量だと感じています。
  • 環境: 周りには、勤務時間だけ会社にいる働かないおじさん・おばさんという人が多く、その環境に引きずられている感覚があります。

給料のために「仕事をしているフリ」をしている人もガーン見受けられ、その中で私自身が「あと25年もこの状態が続くのか」と考えると、心底うんざりしてしまいます。

 

しかし、長年このぬるま湯のような環境に慣れきってしまったがゆえの恐怖ガーンが、足を引っ張ります。

「ここには居たくない」絶望という気持ちと、もし、私みたいな人間が外で通用しなかったらどうしよう?爆笑という不安が、どうしても拭えません。

この葛藤のループが続きます。

  1. 脱出願望: 「もう、この働き方は続けたくない。」
  2. 自己否定と不安: 「でも、外の世界で私に居場所はないかもしれない。」
  3. 現状維持への諦め: 「結局、今いる場所でなんとかするしかないのか」
  4. 妥協案の模索: 「ならば、せめて今の会社で時短や週4勤務を認めてもらえないだろうか?」
  5. 残酷な現実: 「そもそも、そんな柔軟な制度は存在しない。」


希望を見つけては打ち砕かれるこの状況こそが、今の私の最大の悩みです。

上司との面談後、私が時差出勤を利用し始めたこともあり、話が上に伝わってしまいました。

なんと、課長から呼び出され、「あなたは辞める予定なのか?」凝視と問われたのです。
もちろん、「可能性を確認しただけで、今すぐ行動するわけではない」と伝えましたが、この一件で、やはり許されない夢なのだと痛感しました。
 


FIREの視点が変えた「時間の価値」

FIREを目指す以前は、私もお金のために全ての不満を諦め、ただ周りに流されて仕事をしていました。

しかし、お金のための仕事ではなくなった今、様々なことへの視点が変わりました。

特に「会社に縛られた1日8時間」という労働時間が、本当に自分にとって最善なのか、という疑問が日々大きくなっています。

今の会社で「1日8時間、週5日働け」と言われることが、心底苦しい驚きと感じています。