こんにちは!
今回は、私の母が50代後半から体重を10kg以上減らし、見違えるほど健康的
になった話をお話ししたいと思います。
現在60代後半ですが、その姿は年齢を感じさせないほど。この経験を通して、人生と筋肉の関係について深く考えさせられました。
目次
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銀行員→飲食店のパート:肉体労働がもたらした驚きの変化
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ジム通いで手に入れた、最強の健康と美しさ
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人生を謳歌するために必要なのは「体力」だった
銀行員→飲食店のパート:肉体労働がもたらした驚きの変化
長年銀行員としてデスクワーク中心の生活を送っていた私の母。特に運動習慣はなく、50代後半には身長163cm、体重58kgと、いわゆる中年太りでした。
決して太っているわけではないものの、若い頃とは違う、どっしりとした体型だったのを覚えています。
そんな母に転機が訪れたのは、銀行を辞めてからのこと。
特に明確な理由があったわけではないようですが、「何か働きたい」という気持ちから、大手飲食チェーンでパートを始めたのです。
それまでのオフィスワークとは180度違う、立ちっぱなし、動きっぱなし
の肉体労働が始まりました。
勤務は1日4〜5時間、週に3〜4日。主な仕事は、開店前の大掃除から接客、そしてピーク時の片付けまで、多岐にわたります。
最初の3カ月は本当に大変だったようです。
広い店内をモップがけし、大量の食器をテキパキと片付ける日々。帰宅すると疲れ果てて寝てしまうほどでした。![]()
しかし、このハードな仕事が母の体に劇的な変化をもたらします。
みるみるうちに体重が落ち始め、1年でなんと10kg減量!
ウエストも細くなり、それまで着ていた服がすべてブカブカになったほどです。筋肉痛に耐えながら働き続けた努力が、目に見える結果として現れた瞬間でした。
ジム通いで手に入れた、最強の健康と美しさ
5年ほどパートを続けた母は、様々な人間関係のトラブルに巻き込まれたことを機に、働くことを辞める決意をしました。
経済的に働く必要はなかったため、これを機に仕事からは完全に離れることに。しかし、母の挑戦はそこで終わりませんでした。
体重が減って体が軽くなったことで、母は「もっと動きたい!」と思うようになったのです。
仕事は辞めて、すぐに近所のジムの会員として通い始めました。週5日、朝から夕方までジムに通ってます。
ジムでは、エアロビクスやヨガ、ピラティスといったスタジオレッスンに加え、筋トレも本格的に開始。ダンベルやマシントレーニングを積極的に取り入れた結果、驚くべき変化が起こりました。
なんと、体重はさらに減り、現在は44kgをキープ。
さらにすごいのは、体脂肪率です。5年間ジムに通い続けた結果、体脂肪率は16%
にまで落ちました。
私自身、20歳の頃に測った体脂肪率が20%だったことを考えると、60代後半で16%という数字は信じられないくらい素晴らしいです。
引き締まった腕やふくらはぎの筋肉は、私から見ても「すごい」の一言。
さらに腹筋も割れているというから驚きです。
朝、自転車で買い物に行ってからジムに向かうという生活スタイルも、脚の筋肉をさらに強くしているようです。
人生を謳歌するために必要なのは「体力」だった
母の体力は、私たち家族の中でも群を抜いています。
毎年恒例の家族旅行では、私と子どもたち2人、そして母の4人で出かけるのですが、一番元気なのはいつも母
です。
私たちが「疲れた」とへこたれている中、母はまだまだ余裕。そんな姿を見て、私はいつも情けない気持ちになります。
同時に、「人生の後半戦を心から楽しむには、絶対的に筋肉が必要だ」と強く感じるようになりました。
現在、30代後半の私も、母のようになりたいと切実に思っています。
今はまだ週末に自宅でできるYouTubeのエアロビクス動画で体を動かす程度ですが、以前より疲れにくくなったことを実感しています。
「いつからでも筋肉はつけられるけど、年を取るほど大変になるよ」という母の言葉は、私の胸に深く響いています。
人生を豊かにするものはたくさんありますが、健康な体とそれを支える体力は、何物にも代えがたい財産です。
母のように、年齢を重ねてもアクティブに人生を楽しめるよう、私も少しずつ、できることから始めていきたいです。