こんにちは!
今日は、2025年2月に夫の単身赴任先の賃貸物件を探したときの「思ってたのと違う」
お話ししたいと思います。
夫は2025年4月から、私が住んでいる県内への単身赴任が決まりました。
同じ県とはいえ離れているため、今回も一人暮らしになります。
目次
-
とあるYoutuberの「R大学不動産」を利用
-
担当者とのやり取りと立ちはだかる壁
-
期待と現実のギャップ
-
「人気のない物件」しか扱えない?
-
大手不動産会社での契約と手数料
-
学んだことと今後のこと
とあるYoutuberの「R大学不動産」を利用
私は、YouTubeの「お金に関する知識を発信するチャンネル」のファンで、最近できた「R大不動産」を利用しようと思いました。
なぜなら、「安心して借りられる不動産屋さんは少ない」という話を聞いていたので、R大不動産なら信頼できる
と思ったからです。
ちょうど夫の赴任先がサービス提供エリア内だったこともあり、利用してみることにしました。
担当者とのやり取りと立ちはだかる壁
夫は仕事が忙しく、
「最寄り駅から15分以内ならどこでもいい」
と賃貸探しを私に任せました。
そこで、私がSのような大手不動産ポータルサイトで候補を10件ほど見つけ、R大不動産に問い合わせたところ、担当者から
「そのうち1件しか取り扱えません」
と言われました。
「え?」という感じでした。![]()
まだ諦めきれず、さらに5件ほど候補を追加で問い合わせましたが、そのうちの2件しか取り扱えないとのこと。
結局、提案した15件のうち、わずか3件しか対応できないということがわかりました。
期待と現実のギャップ
その3件のうちの1件は、夫も気に入り、3月中に引っ越しできるという話でした。
2月下旬の寒い日に、早く契約したかったので、すぐに私が実際に物件を見に行きました。
まだ入居者がいるので、内見はできませんでしたが、環境だけ知りたかったからです。
南向きの角部屋で、駅から徒歩5分という好立地。
「これなら大丈夫だろう」と契約するつもりでいました。
しかし、担当者から
「間違えました、入居は4月になります」
と告げられました。担当者の確認ミスだったのです。![]()
人間だからミスするのは仕方なかったですが、もっと早く教えてほしかった…と、がっかりしました。
すでに引っ越しシーズンで物件がどんどん埋まっていく時期だったため、焦りも募りました。
「人気のない物件」しか扱えない?
その後もいくつかの物件を問い合わせましたが、結局R不動産が取り扱える物件は増えず、
最終的にR不動産を利用するのは諦めました。![]()
なぜ、取り扱える物件が少ないのか。
R不動産が提案してきた物件を見て、その理由がなんとなくわかりました。
- H社のような大手ハウスメーカーの物件:
家賃が非常に高く、日当たりも悪いため、人気がない物件でした。
- 飲食店併設の物件:
1階が居酒屋で、騒音や害虫の心配があり、敬遠されがちな物件でした。
- 駅から遠い物件:
駅から徒歩30分もかかり、交通の便が悪い物件でした。
つまり、R不動産が取り扱っていたのは、「人気のない物件」ばかりだったのです。
これは、この地域だけの問題なのか、時期の問題なのかわかりませんが、私の求める物件には合わず、時間だけ無駄になってしまいました。
大手不動産会社での契約と手数料
結局、街でよく見かける大手不動産チェーン(A社)に頼むことにしました。正直、納得いかない手数料を払ったり、火災保険や保証会社を自由に選べないなど、会社側のルールに従うしかありませんでした。
【中間手数料について】
不動産会社の仲介手数料は、宅地建物取引業法で「賃料の1カ月分以内(別途消費税)」と定められています。これは貸主と借主の合計額の上限です。
法律上、不動産会社が借主から受け取れる手数料は、原則として賃料の0.5ヶ月分とされています。しかし、借主の「承諾」があれば、1ヶ月分を上限として請求することが可能です。
私は宅建の知識があったため、「仲介手数料は本来、家賃の0.5カ月分が妥当」と考えていました。しかし、交渉を試みても「弊社の方針でございますので」とやんわりと断られてしまいました。
他に物件を扱っている不動産会社もなく、契約を急いでいたこともあり、結局、先方が提示する「家賃1カ月分」の手数料を支払うことにしました。
【火災保険や保証会社について】
賃貸契約では、不動産会社から指定された火災保険や保証会社の加入が必須となるケースがほとんどです。本来は、自分で火災保険会社を選んだり、保証会社を使わずに連帯保証人を立てたりすることも可能ですが、不動産会社が提示する条件を飲まなければ契約できないのが現実です。
今回の契約は、私は火災保険や保証会社を自分で選ぶことができず、会社が指定するプランに加入するしかありませんでした。
このあたりも、理想とはかけ離れた現実でした。
学んだことと今後のこと
半年前に宅建の資格を取ったばかりで、法律や理想的な取引について学んでいた私は、今回の経験を通して現実を突きつけられました。
結局、A社は、法律で定められた上限範囲内で手数料を最大限請求し、提携する保険や保証会社の加入を必須とすることで、利益を確保しているのかもしれません。
私は、こうした会社側の都合を「おかしい」と感じましたが、同時に、夫の赴任先で物件を取り扱っているのがその会社だけである以上、相手の条件を飲むしかないという現実
も突きつけられました。
理想通りにはいかないことも多いですが、この経験を今後に生かしていきたいと思います。