こんにちは!

 

先日、母が知り合いから

「大和ネクスト銀行で年利2%の定期預金キャンペーンびっくりをやっているらしい」

と聞き、驚きました。

私は普段、SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、あおぞら銀行といったネット銀行をメインで利用しています。お金を預ける際の使いやすさや金利を考えると、今のところはSBI新生銀行が一番だと感じています。

 

特に6ヶ月定期で年利1%というのは魅力的で、私たち夫婦の現金約3,000万円のうち、1,000万円を預けています。

しかし、年利2%は破格です。これは一体どんなキャンペーンなのか、さっそく詳しく調べてみることにしました。

 

目次

  • キャンペーンの概要と驚きの条件

  • なぜ「対面」が必須なのか?

  • 今回の件から見えたこと

 


キャンペーンの概要と驚きの条件

調査の結果、このキャンペーンは「新規限定プレミアム円定期預金キャンペーン」という名前で、以下の内容であることがわかりました。

  • 預入金額: 3,000万円以上1億円以下
  • 金利: 年2.00%(税引後年1.593%)
  • 預入期間: 6ヶ月または1年
  • 期間: 2025年8月1日(金)~9月30日(火)
  • 申込方法: 大和証券の店舗窓口のみ

年利2%は、たとえば3,000万円を1年間預けた場合、税引き後でも約48万円の利息がもらえる計算です。

 

通常、ネット銀行の定期預金でも年利1%を超えることは滅多にないので、これは本当にすごいことですよね。

ただし、これには大きな「落とし穴アセアセがありました。

このキャンペーンは、大和証券で

「ダイワ・コンサルティング」

コースの口座を新規開設する人限定だったのです。

 

つまり、キャンペーンの定期預金に申し込むためには、大和証券の担当者と対面で相談しながら、証券口座と大和ネクスト銀行の円預金口座を同時に開設する必要がありました。

 


なぜ「対面」が必須なのか?

私にとって、ネット銀行の最大の魅力は、自分で好きなように取引ができ、人件費などのコストが抑えられている点です。

 

手数料や金利が優遇されるのはそのためだと思っています。

しかし、このキャンペーンでは、わざわざ店舗窓口に行って担当者と相談することが必須です。これはどういうことか。

「ダイワ・コンサルティングコース」は、担当者が投資のアドバイスや商品提案を行う対面型のサービスコースです。

 

つまり、年利2%という破格の金利をエサに、3,000万円以上の現金を持つお金持ちを囲い込み、将来的により手数料の高い金融商品(投資信託やラップサービスなど)を販売しようという狙いが見え隠れします。

もちろん、担当者とじっくり相談しながら資産運用をしたい方には適したサービスかもしれません。

 

しかし、低コストのインデックス投資を軸に考えている私のような人間にとっては、不必要な商品を買わされるリスクが非常に高いと感じました。

 


 今回の件から見えたこと

母は元銀行員で金融知識も豊富ですし、最新情報も自分で調べているため、このような話には乗らないと思います。

 

しかし、インターネットでの情報収集に慣れていない60代以上の方の中には、担当者の話を鵜呑みにしてしまう人もいるかもしれません。

このキャンペーンは、大和証券が富裕層の顧客情報を得るための、巧みな戦略ガーンだと思いました。

 

私自身は、3,000万円以上の現金を持っていませんし、もし持っていたとしても、このキャンペーンを利用することはないと思います。

 

破格の金利には、必ず裏がある。改めてそのことを実感させられた出来事でした。

 



皆さんは、このキャンペーンをどう思いますか?

もし3,000万円以上の現金を持っていたら、利用してみたいと思いますか?


本記事は、私個人の体験談や見解をまとめたものです。アフィリエイトや広告収入は一切ありません。
キャンペーンの詳細や最新情報については、必ずご自身で大和証券および大和ネクスト銀行の公式サイトをご確認ください。また、投資判断はご自身の責任において行ってください。