
※引用元:全日本吹奏楽連盟公式ホームページ
高等学校以上の部出場団体について各団体一言紹介していきます。
◯前半
1.熊本県立熊本工業高等学校吹奏楽部(九州支部代表)
九州支部代表枠が減少していた近年は九州大会で涙のんできましたが九州代表枠数がかつての枠数並みに復活したのを期に昨年につづき2年連続全国出場。
全日本マーチングコンテストが全日本マーチングフェスティバルと呼ばれていた大会創成期から名を連ねている古豪団体です。
昨年は3年ぶりの全国返り咲き&全国金賞でした。
今回2年連続全国金賞なるか。
2.三重県立白子高等学校吹奏楽部(東海支部代表)
「しろこ」と読みます。
2010年代から(もしかするとさらに以前からかも)マーチングコンテストには取り組んでいましたが3年生引退後編成かつ1,2年生部員自由参加という「参加することに意義あり」方針だったのが、コロナ禍明けより3年生含む全部員がマーチングコンテスト参加し本気で大会に挑むという方針に切り替え指導体制も強化し昨年全日本マーチングコンテスト初出場、2010年初頭に全国出場した三重県立相可高校以来10数年ぶりの三重県勢として全国出場果たしました。
そんな白子高校は公立高校ながら「普通科文化教養(吹奏楽)コース」といういわゆる吹奏楽専攻コースがある高校で吹奏楽コンクールではかつてから東海大会常連団体です。
今年、白子高校は東海大会において全国常連&支部大会最優秀常連の愛知県私立2校をおさえての東海支部最優秀賞を獲得しての堂々東海支部1位成績での全国キップ獲得です。
その自信の現れか東海大会直前ランスルー動画を公式SNSで公開しています。
3.島根県立出雲商業高等学校吹奏楽部(中国支部代表)
2010年代初頭放送の「笑ってコラえて!吹奏楽の旅マーチング編」で密着取材受け一躍全国区となった京都橘高校吹奏楽部のマーチングにインスピレーションを受け、2012年マーチングコンテスト挑戦開始、マーチングコンテスト挑戦2年目の2013年に全国初出場、この急伸ぶりは今年の初出場団体の浜松修学舎、高松中央(これらもマーチング挑戦2年目で全国初出場)と同じくらいの急伸ぶりでした。
ウェアやステップが京都橘と似ているのも、正式に京都橘に了承得て似たシルエットのウェアを採用し京都橘マーチングを手本としているためです。
今全国大会で同一市町から高校複数団体が出場しているのは京都市と出雲市の2つ。(のはず)
都市規模を考えると出雲市からの2高校全国出場は目を見張るものがあります。
4.活水中学校・高等学校吹奏楽部(九州支部代表)
名将藤重先生が育てたバンドの1つ。
今年は創部初の全日本吹奏楽コンクール金賞獲得し勢いに乗る活水。
全国に出てくる他校と比べて人数があまり多くない吹奏楽部なので大半の部員が吹奏楽コンクール・マーチングコンテスト掛け持ちされていると思われます。
その部員大半が掛け持ち二足のわらじながら、藤重先生去ったあとも毎年ダブル全国出場は驚異的。
5.京都両洋高等学校吹奏楽部(関西支部代表)
藤重先生が現在指導している団体。
藤重先生の古巣指導先活水〜現指導先京都両洋が続くプログラム順です。
藤重指導体制がスタートした当初はかつての藤重精華女子の面影がかなり見られましたが年を重ねるごとに藤重京都両洋スタイルを確立してきました。
昨年全国初出場&金賞という快挙は初代藤重バンドにあたる精華女子の全日本マーチングコンテストデビューと重なります。
藤重メソッドを受けた精華女子、活水、京都両洋のいずれもが今大会に名を連ねているのは特筆ポイントです。
今年の京都両洋マーチングは和テイストです。
今年も相当自信ありなのでしょう、バンド公式カメラマンを務めるユーチューバー氏のチャンネルにて関西大会直前ランスルー動画が公開されています。
6.八王子学園八王子高等学校吹奏楽部(東京都支部代表)
今年は東京都支部代表が2枠に増えたことにより、近年はマーチングコンテスト東京都大会で涙をのんでいた八王子が東海大高輪台と共に東京都代表です。
八王子にとっては4年ぶりの大阪城ホールです。
先の全日本吹奏楽コンクールで東京都代表高校としては唯一の金賞を獲得し、その勢いのまま大阪城ホールに乗り込んでくると思われます。
マーチングコンテストでも全国金賞となりダブル全国金賞なるか!?
7.聖ウルスラ学院英智高等学校吹奏楽部(東北支部代表)
少し前までは吹奏楽コンクール&マーチングコンテストダブル全国出場組でしたが「笑ってコラえて!吹奏楽の旅2025」で取材受けたノースアジア大学明桜高校の台頭により吹奏楽コンクール東北大会で涙のむ年が続きました。
数年前の情報では聖ウルスラは1,2年生メンバーだけでマーチングコンテスト出場していると聞きました。
今でもそれが続いているのなら3年生不在編成で全国常連というのは特筆すべき点です。
8.土佐女子中学高等学校吹奏楽部(四国支部代表)
ここも全日本マーチングフェスティバルと呼ばれ開催されていた頃から名を連ねている古豪団体です。
そして5年ぶりの大阪城ホール返り咲きです。
系列の中学校メンバーとの混成編成は高校以上の部に出場するのが規程です。先の活水や後の神村学園と同じく土佐女子も中学生メンバー含めて出場しているということです。
9.叡明高等学校吹奏楽部(西関東支部代表)
2022年にマーチングコンテスト挑戦1年目で全国出場果たすという快挙記録を持つ団体です。
今年は全日本吹奏楽コンクール初出場も果たし念願のダブル全国出場を達成しました。
そしてここはさらにマーチングバンド協会主催マーチングバンド大会にも出場しており、そちらの大会ではまだ全国出場果たしていませんが近い将来はマーチングバンド全国大会にも名を連ねるかもしれません。
今年は初出場全日本吹奏楽コンクールでは全国金賞には届かなかったのでマーチングコンテストでは今年こそは全国金賞を狙って大阪城ホールに乗り込んでくるでしょう。
部員数は250人ほどもいるという超大所帯吹奏楽部なのでマーチングコンテストメンバー81人に入ることもかなりの難関であることがわかります。
10.船橋市立船橋高等学校吹奏楽部(東関東支部代表)
東関東支部3強である千葉県内市立3校の一つ。
去年だったかの「桃太郎」テーマ作品がオリジナリティー溢れていて印象に残っています。
かと思えばこれも何年か前の全日本マーチングコンテストでしたがクラシック名曲“アヴェ・マリア”を厳かに奏でながら荘厳なマーチングを披露されたこともあります。
作品テーマの振り幅が広く、多彩なテーマを持ってくるバンドという印象です。
今年はどのような作品か楽しみです。
11.浜松修学舎中学校・高等学校吹奏楽部(東海支部代表)
マーチングコンテスト挑戦2年目での全国初出場団体です。
もともと運動部の強化を推進してきた高校ですがここ近年は吹奏楽部の強化にも着手したようです。
私立校が学園方針としてクラブ強化に取り組むと結果が出るのが早いですね〜。
1年前のカロリーメイト受験生応援CM「僕らまた」編でのロケ地・エキストラは浜松修学舎中学校・高等学校の校舎と吹奏楽部でした。
全日本マーチングコンテストへの静岡県勢としてはかつて浜松商業が全国に名を連ねましたがその後、なかなか静岡県勢の大阪城ホール出場がなかったところに彗星のごとく現れた静岡県のマーチング急伸団体です。
12.埼玉県立伊奈学園総合高等学校吹奏楽部(西関東支部代表)
吹奏楽コンクール&マーチングコンテストダブル全国常連団体です。
ここは公立校ながら学校自体が規格外です。
「総合高校」の意味はこの高校には理系・文系特進コースから文化芸術系コース、スポーツ系コース、実業系コースとあらゆるコース(この高校では学系と呼ぶらしいです)があり、全校生徒数は2400人、高校敷地は一般的な高校3校分くらいの敷地と校舎らしいです。
吹奏楽部員の大半は文化芸術系コースの吹奏楽専攻生徒が大半とも聞いています。
そんな超マンモス校で吹奏楽専攻ができるとあって吹奏楽部員は先の叡明高校に負けず劣らずの220人とのこと。
そんな公立校ながら規格外の運営体制で私立校有力バンドひけをとらない実力なのが伊奈学園総合高校吹奏楽部です。
昨年は吹奏楽コンクール&マーチングコンテストダブル全国金賞獲得、今年も吹奏楽コンクールでは金賞獲得なので今年もダブル全国金賞狙ってくるでしょう。
13.早稲田大阪高等学校ウィンドバンド(関西支部代表)
昨年までは「早稲田摂陵高校」だったのが校名変更し今年度から「早稲田大阪高校」です。
今大会出場団体のうち「吹奏楽部」ではないのはここだけ。
早稲田大阪高校普通科吹奏楽クラスの3学年生徒全員から成る吹奏楽・マーチングバンド活動を“ウィンドバンド”と呼んでいます。
早稲田大阪高校には普通科一般生徒が加入する“吹奏楽部”もありますが、吹奏楽コンクール・マーチングコンテストに学校看板背負って出場するのは“ウィンドバンド”です。
今はなき阪急商業学園阪急少年音楽隊(全員男子)→阪急商業学園阪急ウィンドバンド(全員女子)の流れを汲む末裔であるため伝統を引き継ぎウィンドバンドメンバーは全員女子です。(早稲田大阪高校普通科吹奏楽クラスは女子のみ入学可、早稲田大阪高校普通科は男女共学)
今では数少ないカレッジスタイルマーチングを身上とするバンドで阪急少年音楽隊時代から数えると第1回全日本マーチングフェスティバルから出場してきた最古参バンドになります。
2010年代後半〜2020年代初めまではなかなか全国返り咲きならずでしたが関西代表枠数増加に伴い昨年から全国返り咲きを果たしています。
伊奈学園〜早稲田大阪と吹奏楽専攻生徒からなるバンドが続くプログラムです。
今年の早稲田大阪ウィンドバンドマーチングは名曲“ボレロ”を大胆にアレンジした作品です。
14.千葉県立松戸六実高等学校吹奏楽部(東関東支部代表)
「まつどむつみ」と読みます。
東関東支部代表枠が4枠に増えてからは、千葉県内市立3校に続いて全国名乗りを上げる続けているのは県立の松戸六実です。
マーチングコンテスト支部代表に私立校がいないのは東関東支部と北海道支部(北海道支部は遠軽高校一強)の2つだけ。
しかも東関東支部は今年の吹奏楽コンクールでも支部代表は千葉県公立校勢がおさえています。
松戸六実高校吹奏楽部は全国出場他校と比べると人数の少ないバンドながらインパクトのある演奏演技を魅せてくれます。
15.豊川高等学校吹奏楽部(東海支部代表)
全国初出場果たした2023年大会から2年ぶりの全国返り咲きです。
愛知県内のマーチング勢力図は“西高東低”で豊川高校がある東三河地域は県東部になります。
マーチング盛んな県西部と比べてマーチングが決して盛んではない愛知県東部東三河エリアからの星です。
16.箕面自由学園高等学校吹奏楽部(関西支部代表)
箕面自由学園も2011年全国初出場&全国金賞というデビュー快挙記録を持つ団体。
そんな箕面自由学園も今や関西支部代表常連です。
2011年全国初出場&金賞獲得した演奏演技からずっと固定演目です。
毎年同じ演奏演技に関しては賛否両論ありますが吹連マーチングの審査ポイントでは高評価が得られる演目ということで毎年固定演目を踏襲しています。
全日本マーチングコンテスト終えたあと年末年始にはアメリカローズパレードへの参加が控えています。
17.出雲北陵高等学校吹奏楽部(中国支部代表)
先の出雲商業高校と共に島根県出雲市から出場するのが出雲北陵高校です。
ここも全国出場他校と比べると決して部員数が多くないバンドですが、吹奏楽コンクール&マーチングコンテストダブル全国常連組です。
部員の多くが先の全日本吹奏楽コンクールに出場し、今回の全日本マーチングコンテストにも出場するという二足のわらじ体制だろうと思われます。
基本的にここのマーチングウェアに付けている真っ赤なサッシュ(飾り襷)がとてもカッコよくてお気に入りです。
ウェアにサッシュ風プリントがされていたり、リング状のサッシュを付けている団体は他にもありますが出雲北陵のサッシュは、リボンのような長い布を肩から斜めに掛けて腰の位置で重ね留めしてある儀礼軍服でつける本物サッシュに近いかたちなのが一際スパルタンさを醸し出します☆
18.神村学園中等部・高等部吹奏楽部(九州支部代表)
「笑ってコラえて!吹奏楽の旅2022復活篇」で取材され一躍有名になったバンドです。
事前情報によれば昨年につづき今年も演奏演技周回パレード部分では“マーキュリー”を演奏とのこと。
そうなると“マーキュリー”を十八番としている滝川第二高校と今年も“マーキュリー”競演です。
昨年大会の全国金賞に続き今年も連続全国金賞目指してくるでしょう。
本業は世界レベルバトントワリング選手のDM専従の彼も今年で高等部2年生、彼のDMバトンさばき&アクロバティック演技が見られるのもあと1年。
