直前に開催情報キャッチしチケットもまだ販売されていたので観に行くことができた千葉県立幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部定期演奏会。
最終公演8日公演に行ってきました。
会場の千葉県文化会館、都内からなかなか遠かったです。
JR本千葉駅から会場に向かう途中に千葉モノレール駅もありました♪





私が「幕張総合高校」という学校名を知ったきっかけは2010年代序盤の頃に放送されていた“笑ってコラえて!吹奏楽の旅”で当時の密着取材校だった横浜創英と東関東支部代表を競うライバル団体として映像が流れたことを記憶しています。
その当時は吹奏楽コンクールに出場している幕張総合高校の本当の姿がオーケストラ部の管打楽器セクションであるということまでは分かっていませんでした。


「青のオーケストラ」のモデルバンドなので大々的に公式コラボされていて、作者の方からのサイン色紙が展示されていました。
ホワイエにて販売されていたアイテムは過去の演奏を収録されたシリーズCDとクリアファイル2種でした。
グッズラインナップはそれほど多くありませんが、よく考えたら吹コン全国金賞団体とは言っても公立高校ですから私立高校吹奏楽部ほどオリジナルグッズラインナップはありませんよね。
余談ですが県立幕張総合高校には部活動推薦のような入学コースはなく、一般学力試験+他の公立高校で見られる特色類型選抜のような二次選抜の二段階選抜という他都道府県公立高校ではあまり見かけられない千葉県公立高校の中でも一部高校だけが実施している入試方式を採用している高校らしいです。
一般学力試験合格レベルは偏差値60台中盤と言われ、これの結果とAO入試みたいに自己PR、特技特色実技(選択肢に器楽技術あり)の結果で合否が決まるとのことなので学力レベル上位校ということになります。
私個人の勝手な印象ですがオーケストラ部・管弦楽部がある高校は私立公立問わず学力レベルが高いように感じます。
さらに余談ですがМ協全国常連の大濠高校(私立・福岡)も一般学力入試で合格しなければ入学できずその合格学力偏差値は60台後半と言われている学力上位校です。
せっかく来たのでお土産としてクリアファイル2種を購入しました♪

※この写真は閉会後の写真
全席指定席、着前の残席購入でしたが2階席センターエリアを確保できました。私は2階席から観覧するのが好きなんです。
開演前のいわゆるウェルカムアンサンブルとして3演目。
打楽器五重奏“ガイーヌ”、管弦四重奏(バイオリン、チェロ、テナーサクソフォン、ファゴット)“ひまわりの約束”、クラリネット七重奏“君はともだち”(トイ・ストーリー挿入歌)を披露。
幕間アンサンブルから弦楽器のあるオーケストラ部ということを感じさせてくれます。
コンサートオープナーとして、幕張総合高校校歌を管弦オーケストラ編成演奏で歌唱。
この日の公演のゲスト団体だった幕張総合高校合唱部もたぶん加わっての歌唱だったのかなと思います。
ここでも余談ですが合唱部もNコンや合唱コンクールでの全国レベルと聞いています。
第1部は管弦楽オーケストラ編成による演奏。
ちょっと気になっていた、トラディショナルな管弦オーケストラには加わることはないユーフォニアム・サクソフォンはどうなるのかと気にかけて見ました。
管楽器セクションにはユーフォニアム・サクソフォンもいたので幕張総合独自の管弦楽オーケストラ編成でした。
プログラム演目は正統派演目ですね~。
そして管弦楽オーケストラ曲は吹奏楽曲に比べて一曲が長いので(管楽器をずっと吹き続ける吹奏楽曲に比べて管弦楽曲の管楽器は結構休符が多く管楽器メンバーの体力がつづくのです。弦楽器メンバーは腕を使い腕はそれなりに疲れるでしょうが鍛錬し上達すればロング楽曲でもいけます)、聴き応えがあります。
ワーグナー、ドヴォルザークというクラシック巨匠大作の間に口直し的にミュージカルナンバーを入れる構成もいいです♪
少し前に関西フィルハーモニー管弦楽団&航空自衛隊航空中央音楽隊による管弦楽編成での“祝典序曲”、“ローマの松”を聴いた時も「管弦楽での演奏ってこうなるんだ」と心地良く傾聴しました。
第1部〜第2部まで20分間インターバル休憩でここで全国レベル合唱部による歌唱が幕間演目としてありました。
オーケストラ部、合唱部ととても教養が高い印象を与える有力部活動がある高校ですね~。
第2部は管打楽器セクションメンバー+コントラバスパートによる吹奏楽形態の吹奏楽ステージです。
第1部の管弦楽ステージと比べてノリノリの曲と演出、手拍子あり・ヘッドレスタンバリンを手にした男子パフォーマンス隊によるダンス&振付パフォーマンス・男女混成ダンスパフォーマンス隊によるキレキレダンスパフォーマンスとよく見かける吹奏楽部定期演奏会ポップスステージのノリです☆
疾走感溢れ吹奏楽サウンドが似合う“Queenメドレー”での第2部開幕。
続いて“Runaway Baby”と往年の欧米ヒットチャートナンバー2曲つづけての演奏。
3曲目からは吹奏楽シンフォニックステージとでもいうべき聴かせる吹奏楽演奏。
幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部定期演奏会の司会は今回はOGさんが務められましたが全曲の曲目紹介がとても丁寧で詳細。
プログラム冊子にも全ての曲目紹介がびっしり書かれていました。
ここまでプログラム冊子にも司会MCでも曲目紹介をしっかりされる高校団体はあまり見かけたことがありません。
各曲目をとても大切にされているのが伝わります。
ここで演奏した今期課題曲Ⅰと“サロメ”がおそらく今期の幕張総合高校の吹コンエントリー曲目だろうと思われます。
やっぱり今期課題曲Ⅰを選曲する有力高校多いですね~。
ここでインターバル休憩。
幕間アンサンブルが入ります。
ヴァイオリン九重奏とサクソフォン七重奏した。
吹奏楽団体コンサートに足を運ぶことが多いのでヴァイオリンアンサンブルなんて聴く機会がなく新鮮です。
演奏曲はクラシック定番のパッヘルベルの“カノン”。
ヴァイオリンでの“カノン”、良かったです〜。
続いての幕間アンサンブルはサクソフォンアンサンブルによる“夏色”(ゆず)。
“カノン”から一転してライトなポップスナンバーをヴァイオリンに比べて歴史が新しい楽器サクソフォンでのアンサンブルというコントラストがとても良い演出でした。
第3部一曲目は弦楽器セクションだけによる弦楽編成での“ニュー・シネマ・パラダイスより「愛のテーマ」”。
哀愁たっぷりのこのナンバーは弦楽オーケストラのしらべがとても似合います。
2曲目は管弦楽編成へと形態を変え、チャイコフスキー“イタリア奇想曲作品45”。
プログラムトリは管弦楽演奏でガッチリ締めました。
第3部はその年の定演テーマの選曲をするコーナーのようで、今回のテーマは“イタリア”でした。
プログラムトリのあとは顧問先生3人へ花束贈呈が行われ、その後にアンコール。
学生指揮者による管弦楽編成のままでの“ラデツキー行進曲”。
この場面で演奏に参加していないメンバーが舞台前、花道、一階客席通路に展開し大きく手拍子。
その途中で学生指揮者の方が御礼挨拶をされたので学生指揮者=部長なのかな。
その挨拶の中で言われていたのが、この定期演奏会で3年生部員は仮引退とのことです。
ということは幕張総合高校は1,2年生で吹奏楽コンクール出場しているということなのだろうか?
それとも吹奏楽コンクール出場メンバーの3年生は仮引退はここではなく吹奏楽コンクール終わり迎えるまで先送りなのだろうか?
“ラデツキー行進曲”終えると閉幕、開演から約2時間半。
会館出口でたところに3年生部員皆さんが並び観客お見送り。

昨年度までの顧問先生で幕張総合の全日本吹奏楽コンクール返り咲き&全国3金の立役者の伊藤巧真先生が招待客として来られていないのかなと思いましたがありませんでしたね。
伊藤先生は現任校我孫子高校吹奏楽部の吹コンA編成部門へのステップアップ出場に向けて多忙で今は我孫子高校吹奏楽部の指導に注力されているのでしょう。
幕張総合高校オケ部皆さんも伊藤先生ももう次の景色を目指して進まれているのですね。
幕張総合高校オケ部は後任の比較的若い男女顧問先生3人がしっかりと指揮を執られていました。
最後に、幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部の部員数はこうなっています。
団体名と吹奏楽演奏はネットや映像商品で目にしたことあるけど、生でみるのは初めてだし、なかなか馴染みがない高校生管弦楽オーケストラのコンサート。
遠路はるばる観覧に来て良かったと思える演奏会でした☆








