吹連マーチングコンテストはこれから変わっていく予感 【追記】 | fire-windのブログ

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たぶん、そんなにブログアップしないです(苦笑)

全日本吹奏楽連盟が今年度の主催全国大会の審査観点を公表しました。


https://x.com/AJBAofficial/status/1802976907560153117?t=6BXzq1DpO3IctYo5AyPc8A&s=19


特にマーチングコンテストの審査観点に目が留まりました。


今まで演技に対する審査は規程演技項目を消化することくらいしか着目しなかったのに演技構成出来栄えや音と動きの調和がポイントとなるようになります。


M協大会ほど定量化・具体的な審査評価ではないのでしょうがそれでも演技(動き)に対してここまで具体的に明記されたのは全日本マーチングコンテストがパレコン部門1つに統一されてから初めてでは?と思うところです。


昨年・一昨年の全日本マーチングコンテストあたりから「コロナ禍前のマーチングコンテストとはちょっとテイストが変わってきた」と感じていたのはやはり布石でしたね〜。


以前のマーチングコンテストは「最終的にはサウンドが勝負を決める」という認識でしたがサウンドはもちろんながらコンテ・フォーメーション・ベーシック動作といったマーチング演技部分も着目されるということですからこれからのマーチングコンテストは以前とは変わっていくんでしょうね〜☆



【追記】

各大会審査内規も変わってきています。


https://x.com/AJBAofficial/status/1802977756600492266?t=x9CZDc8vDDD2f3NCXMiTHw&s=19



全日本吹奏楽コンクールは課題曲と自由曲別々に審査評価することになり(昨年までは課題曲+自由曲を一括りに審査していた)、各審査員はA,B,C持ち数にもとづいていずれかをつける点は以前と変わりませんがA,B,Cそれぞれに点数が紐付けされそれの加算点で金銀銅賞が決まります。


以前なら「Aが過半数なら金賞」「Cが過半数なら銅賞」「それ以外は銀賞」でした。


だから「A4つ+C3つ=金賞だけどA3つ+B4つ=銀賞だしA3つ+C4つ=銅賞になってしまう」というちょっと腑に落ちない現象がありました。


全日本マーチングコンテストもこの審査評点変更は同じです。


2010年代序盤までの点数審査制度の時代にちょっと近づいたなと感じます。