第36回 全日本マーチングコンテスト 高等学校以上の部 後半出場団体紹介 | fire-windのブログ

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たぶん、そんなにブログアップしないです(苦笑)

つづいて後半出場団体の一言紹介(個人主観だらけ)です。


14.東関東支部・千葉県 船橋市立船橋高等学校

東関東代表常連の市立3校ともプログラム後半です。

その千葉県の市立3校の最初に登場するのが市立船橋。

千葉県の市立3校はどこもクラブ活動に重点を置いた学校運営方針です。

そのため3校とも吹奏楽部のほかに野球部、サッカー部なども全国レベルという高校です。

最近の市立船橋の吹連マーチングはクラシック名曲を使うことが多いです。

さて今年の市船マーチングはどのような作品でしょうか。


15.四国支部・高知県 高知学芸中学高等学校

中学生・高校生混成バンドでの出場団体です。

全日本マーチングコンテストは2018年大会以来、大会中止だった2020年も含めて5年ぶりの返り咲きです。

近年の四国支部大会では徳島県勢公立2校、高知県勢私立2校で代表2枠を競い合う構図です。

コロナ禍以降、徳島県勢公立2校に代表2枠独占される年が続いていましたが高知学芸が1枠奪還です。

前回2018年大会出場時は「高知学芸高等学校」が出場団体名でした、その頃は高校生部員だけでマーチング編成組めていたのがいまは中学生メンバーも含めた混成編成になっているということです、やはり部員減少の影響を受けているのでしょう。

高知学芸中学高等学校ホームページに吹奏楽部の全日本マーコン出場の広報記事が掲載されておりそこに演奏曲目も掲載されていました。

「国民の象徴」「セレブレーション」「組曲『惑星より“木星”』」の3曲で構成される演奏演技のようです。

クラシック名曲、トラディショナルマーチから成る演目から想像すると高知学芸らしくベーシックをしっかりと仕上げたマーチングなのではないでしょうか。

2018年時点では大阪城ホールはグリーンフロアでダークグリーンのウェアがフロアと同色化しがちでしたが今の大阪城ホールはブルーフロアなので濃い緑が映えると思います。

5年ぶりに大阪城ホールに帰ってきた高知学芸の演奏演技に期待です。


16.九州支部・鹿児島県 神村学園中等部・高等部

中学生・高校生混成バンドが2団体つづきます。

九州支部代表数が久々4枠になり、そのキップの一つを掴んだのが神村学園。

昨年放送された「笑ってコラえて!吹奏楽の旅」で密着取材された団体の一つ、そのおかげもあり一気に知名度は全国区に。

番組内で取り上げられた当時のドラムメジャー(DM)はバトントワリング大会の名手でもある中等部2年生男子でした。その彼が今回中等部3年生となり引き続きDMとしてバンドを率いる大役を務めます。

神村学園としては2006年大会以来、じつに17年ぶりの全日本マーチングコンテストです。神村学園の全日本マーチングコンテスト過去出場実績はこの2006年大会のみなので今回で2回目の全日本マーチングコンテストです。

2006年の全日本マーチングコンテストは千葉県幕張メッセが会場でした。当時は大阪城ホール/幕張メッセで隔年開催されていた時代です。

よって神村学園としては初の大阪城ホールです。

また当時の出場団体名は「神村学園高等部」でした、先の高知学芸と同じ流れで中高生混成バンドに移行しています。

神村学園の今期マーチングは昨年「笑ってコラえて!」で映像流れた「富士山」をベースにした昨年九州大会用演奏演技の今年度リメイク版です。昨年度は鹿児島県大会→九州大会で演奏演技内容を一新して挑みましたが九州大会で涙のみました。

その雪辱の意味も込めて、昨年度九州大会で披露した作品により一層の磨きをかけて大会シーズン当初からこの作品で挑み掴んだ全国キップです。

今大会注目度抜群の神村学園、その演奏演技を生で観覧できるのが楽しみです。


17.九州支部・熊本県 玉名女子高等学校

九州代表団体がつづきます。

そしてこちらも昨年の「笑ってコラえて!吹奏楽の旅」で密着取材受けた団体です。

マーチングコンテストでは毎年ほぼ変わらない演奏演技としている団体があり、玉名女子もその一つです。

玉名女子マーチングは毎年のマーコン編成人数も73名固定です、部内オーディションして73人を選出しています。

毎年同じ曲、ほぼ同じ演技、バンド編成人数も不変・・・の団体の顧問先生・メンバーたちはそれが賛否両論あることは百も承知。

「毎年同じ演奏演技なんだから上手くて当たり前」と周囲から見られることも受け入れたうえでの大会出場。

毎年の目標は「昨年度の自分たちバンドを上回れるか」。

毎年の目新しさは無いけどその完成度をじっくり見るのがこの手の団体のマーチング楽しみ方かと思っています。

あと、「あ、ここは例年とはちょっと変えてきたな」というコンテ・フォーメーション部分を見つけるのも間違い探し的楽しみ方です(笑)

十分熟成された玉名女子マーチングを今年も堪能させてもらいます。


18.東海代表・愛知県 安城学園高等学校

玉名女子とは対照的に毎年新しい演奏演技、昨年なんかはかなり斬新で革新的なマーチングを作り上げてきた団体です。

私はとても多彩なバンドだと思っています。

マーチングコンテストそのものが中止となった2020年に大阪城ホールで行われたマーチングバンドフェスティバル2020に出場した安城学園が披露したマーチングはほとんどマーチングバンド大会団体が作り出すような演奏演技でした。

「今までどこにそんなハイスキルなカラーガード演技ができるメンバーがいた?」「いつの間にそんなレベルの高いピット奏者を育てた?」と感じたものです。

近年の安城学園は吹連マーチングコンテストで新しいトレンドを作り出そうとしているように見えます。昨年全日本マーチングコンテストでのマーベルヒーローテーマの演奏演技なんか斬新すぎてその斬新さに審査が追いつけてなかった感があります。

そんな革新派安城学園の今期マーチング作品はいかに。


19.東関東支部・千葉県 柏市立柏高等学校

東関東代表常連の千葉県内市立3校の1つです。

実は市立柏吹奏楽部は指導体制が一新したところなのです。

コロナ禍と指導体制一新が影響したのかかつては部員数200名超だったのが今では110名ほどまで半減したと聞いています。

110名でも十分大所帯吹奏楽部ですが最盛期はその2倍だったわけですから。

その時代は、吹コンチーム、マーチングチーム、イベント対応チームと3チームに分かれて活動していたと聞いています、とくに吹コンチームとマーチングチームの掛け持ちはほぼなかったと耳にしましたが今はその体制は作れないと思います。

市立柏のマーチングはトラディショナル&スケールの大きさが持ち味、昨年は全国銀賞、その借りを今回返せるか。


20.東北支部・宮城県 聖ウルスラ学院英智高等学校

昨年大会のときの情報では聖ウルスラ学院英智のマーチングコンテスト編成は1,2年生メンバーのみで編成していると聞きました。

私立校としては珍しく、3年生が引退したあとの新体制でのマーチングコンテスト参戦という方針です。

そんなフレッシュな聖ウルスラ学院英智高等学校の今期マーチングはどんな作品か楽しみです。


21.中国支部・島根県 出雲北陵高等学校

私立校吹奏楽部としては部員数が決して多くないながら、今期も過去何度も全日本吹奏楽コンクール・全日本マーチングコンテストの両方に出場しています。

部員数からみてほぼ全員が吹コンとマーコン掛け持ちしているのだろうと思います。

出雲北陵のマーチングウェアはスパルタン、サッシュ(飾り襷)は多くの団体のウェアがトップスへのサッシュ風プリントであるのに対し、出雲北陵のマーチングウェアはちゃんと襷になっているサッシュが付きます。

それにより軍楽隊イメージが濃くなりスパルタンな印象を与えます。

そんな出雲北陵の今期マーチングナンバーは組曲「惑星」をベースにした樽屋雅徳氏作編曲委嘱作品「プラナタス」(古代ギリシャ語で惑星の意味)です。

編成人数は決して多くないバンドですがキラリと光る出雲北陵の演奏演技に期待しています。


22.東関東支部・千葉県 習志野市立習志野高等学校

東関東代表常連の千葉県市立3校の1つです。

市立習志野率いてこられた石津谷先生が故丸谷先生の跡を継ぎ全日本吹連理事長になられたこともあり、市立習志野も実質指導体制は次の代に移られていますが比較的スムーズに指導体制移行された感があります。

指導体制の次世代移行なんて簡単ではなかったと思いますがバンドのレベル・規模を一時的でも落ち込ませることなく新指導体制に移っているのですから石津谷先生の継続する組織を作り上げる能力が素晴らしいと感じます。

そんな石津谷先生が今度は全日本吹連を運営する責任者となられたことは今後の吹連在り方に期待したいです。

さてそんな市立習志野は毎年世界のどこかの国をテーマとしたマーチング作品を作りその国にゆかりのある曲を演奏し、DMはじめメンバーの帽子もその国をイメージしたもので演出しています。

今期は英国がテーマと聞いています。

過去にも英国テーママーチングはされたと記憶しています、その時のリメイク版か新作か、それは当日の楽しみにしておきます。


23.関西支部・兵庫県 滝川第二高等学校

近年は関西代表常連のポジション獲得している滝川第二。

マーチングコンテスト作品前半部分は固定化されており、「歌劇“リブシェ”よりファンファーレ」〜ヤン・ヴァンデルロースト作曲「マーキュリー」の演奏でマーチングコンテスト規定項目を消化します。

後半にその年のテーマを盛り込んで来るのが滝二マーチング。

今期のテーマは「007」。

滝川第二は過去にも「007」テーママーチングは何度か披露しています。

それらのリメイク・マイナーチェンジ版が今期マーチングです。

ただし過去の滝川第二「007」マーチングでは権利の関係から、ライブ配信やパルス販売動画では無音になっていますので(でもスカイAマーチングブブラボ放送では無音じゃなかったような)今回も滝川第二「007」サウンドをリアルタイムで聴くことができるのは大阪城ホールだけになるかもしれません。

トランペット奏者1人+DMによる銃射撃パフォーマンス(スネアドラムがリムショットで模擬射撃音)の場面なんかは所作だけでなく音がカッコいいのに〜。

ソロやソリシーンのあとの奏者の礼の所作もお辞儀ではなくうつむき加減でテンガロンハットの前縁を指でなぞるモーションなどクールの一言に尽きる滝川第二マーチングそしてこの大阪城ホールでの演奏演技が今期の滝川第二フロアマーチングラストショー、それを今年も大阪城ホールで観覧できることはこのうえない喜びです。


24.関西支部・大阪府 箕面自由学園高等学校

関西支部代表が2団体つづきます。

玉名女子と同じく、毎年ほとんど変わらない演奏演技を披露する団体の1つがこの箕面自由学園高等学校です。

玉名女子マーチングは途中の大きなコンテ部分が年によって違っていたりして比較的、年度によるコンテ違いを見つけやすいのですが箕面自由学園は編成人数が多少減る方向に変わってもコンテの変化をほとんど見つけることができません。

(実際に今大会もマーチングメンバーは79人か78人、過去には定員いっぱい81人だった年もありました)

関係者の話によればコンテも演奏も年によって微妙に変化があるらしいのですが第三者からはその差は見つけることができません(苦笑)

しかし箕面自由学園のマーチングコンテスト作品もしっかりと何年も熟成された作品、サウンド、コンテ・フォーメーションは高い領域で完成の域にあります。

でもそれをさらに磨き上げて毎年出場しているのです。

その磨き上げ熟成された作品で今大会も金賞なるか。


25.北陸支部・富山県 富山県立富山商業高等学校

近年は富山県立高岡商業✕富山県立富山商業による北陸代表1枠の争いは富山商業が全国キップ手中にしています。

北陸支部でマーチングコンテスト参戦してるのはこの2校しか無いのか?と思われがちですが近年急速にマーチングレベルとメンバー数を伸ばしてきているのが石川県の金沢学院大学附属高校です。

おそらく近いうちに北陸代表は高岡商業✕富山商業✕金沢学院大附属の三つ巴争いになるとみています。

富山商業は今期は全日本吹奏楽コンクールにも出場し、吹連全国大会ダブル出場を果たしています。

富山商業も実は近年はマーチングコンテスト演奏演技固定化されています。

樽屋雅徳氏作編曲「イングランド・マジェスティ」の演奏によるマーチングでマーチングコンテスト出場してきていましたが、さて今大会も同じなのか、新作マーチングなのか、それは現地で確認させてもらいたいと思います。


ざっと、雑知識や個人的主観など交えた出場全団体の紹介でした!


出場各団体は、続々と関西前入りしていることがSNS等から伝わってきます。

19日が楽しみだ〜☆


大阪城ホールでは全団体の演奏演技を漏らさず観覧し、全ての団体に称賛の拍手を贈るつもりです!