第34回 大阪府マーチングコンテスト前半の部 観覧記 | fire-windのブログ

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たぶん、そんなにブログアップしないです(苦笑)

昨日行われた大阪府マーチングコンテスト 前半の部(オープン部門・コンテスト部門高校以上の部)を観覧しました。



今回の大阪府マーチングコンテストは例年会場の舞洲アリーナ(現呼称 おおきにアリーナ舞洲)ではなく大阪市中央体育館(現呼称 丸善インテックアリーナ)でした。

大阪市中央体育館は関西マーチングコンテスト会場としても長年使用されてきているアリーナです。

この大阪市中央体育館は半地下の施設で体育館上には公園が整備されていて外観ぱっと見は体育館とはわかりません。

会場まえは例年なら全席自由席のため長蛇の開場待ち列ができますが今回は全席指定席・当日券販売も無しだからか全く入場待ち列がありませんでした。

観覧した席はこちらの良席です。
審査員席のあるブロックのすぐ上のブロックの上方席です。


写真こちら側の正面スタンド側はそこそこ埋まっていきますが写真向こう側のバックスタンド席がほとんど客席埋まりませんでした。

「今回は前半のオープン部門・コンテスト部門高校以上と後半のコンテスト部門中学校でチケット分けたからかこんなに観客少ないのかな?」というのが感想でした。

そのとき早稲田摂陵高校ウィンドバンド公式Twitterプッシュ通知がスマホに届きました。(開演前時間帯のことです)

 

「え? ・・・やっぱりほんとに棄権なんだ、、、」

前日、吹奏楽・マーチング繋がりの方から早稲田摂陵と箕面自由学園が棄権するらしい・・・という未確定情報は聞いていましたが大阪府吹奏楽連盟HPにこれら団体の棄権は記載されていなかったし、少し前の早稲田摂陵高校吹奏楽コース オープンハイスクールやどこかの体育館貸し切ってのマーチング強化練習は実施されていたことが公式Twitterや公式Instagramから見てとれましたので、希望を抱いて大阪府マーチングコンテストに来たものの現実は残酷でした。

この時点で会場ロビーに貼り出されていた棄権団体記入済みタイムテーブルの存在に気がついていませんでした。

前日早稲田摂陵、箕面自由学園が棄権するらしい・・・との情報教えていただいた方に「早稲田摂陵棄権、ホントだったんですね・・・」とメッセージしたところ、「箕面自由学園もやはり棄権、淀川工科も棄権」と返信があり、そのときに初めて会場ロビーに棄権団体記入されたタイムテーブルが貼り出されていることを知りました。

オープン部門を観覧したあとの休憩時間にロビーのタイムテーブルを改めて確認しました。


狙われたかのように関西マーチングコンテストで全国キップ競っている高校3団体が棄権。。。

中学校でも4団体が棄権。。。

言葉がありませんでした。

それでこんなにも客席空席だったのか。。。

淀川工科、箕面自由学園、早稲田摂陵がいない大阪府マーチングコンテストって・・・との思いでした。

それでも出場された団体の演奏演技をしっかり観覧することが観客のマナーだと言い聞かせ客席に戻りました。

オープン部門観覧して感じましたがおそらくどの団体も例年の練習時間の何分の一かの練習時間で迎えた大会本番でしょう。

そんななかでも工夫しながらマーチング練習し、満足するレベルに仕上がっていなくても、大会出場しているのです。

今回大会の最大のライバル・障壁は他校なんかではなく、新型コロナウィルスです。





今回はプログラム無料のため表紙なし・1枚ペラ印刷モノです。


コンテスト部門高校以上の部がはじまりました。

マーチングコンテストではお馴染みの本番直前の鬨の声・・・当然ありません。

客席からの声援もありません。
出来るのは拍手のみ。

なので客席からの拍手のタイミングもなかなか難しかったです(苦笑)

1番手は東海大付属大阪仰星高校です。
吹奏楽コンクールでは2019年、今年2021年と2大会連続全国出場し、吹コンでは関西代表するバンドになりましたがマーチングコンテストではまだ吹コンほどの大会成績は手にできていません。
また大阪仰星のマーコンチームは1,2年生部員で編成されているとも聞きます。

しかしそこはやはり吹コン有力校、演奏レベルはピカイチ、1番手に気負わず「レ・ミゼラブル」の壮大さを見事に表現していました。

ただ、やはり、「例年ならもっと仕上げて大阪府マーチングコンテスト迎えているはず」と感じる細かな部分を感じました。

プログラム2 大阪学院大学。
マーチングコンテストでは「高校以上の部」となるので大学生バンドもこの部門に出場することになります。
全国的に見てもマーチングコンテストに大学生バンドが出場することは少なく、大阪学院大学はがんばってマーチングコンテスト出場している大学バンドです。
タイトルテーマ「A few elite」のとおりこの大会最少人数マーチングバンドながら健闘されていました。

プログラム3・・・会場内アナウンス「プログラム3番 大阪府立淀川工科高等学校は棄権です。ただいまより6分間各ドア開放し換気を行ないます。」

タイムテーブル通りに大会進行していくため棄権団体の枠を飛ばすことなく“換気”という名目で時間消化します。

その間会場内は比較的静かで、なんとも言えない空気でした。

演奏演技が繰り広げられていると6分間はあっという間ですが、誰も演奏演技していないフロアを前にしての6分間はとても長く感じました。

今まで見てきた淀川工科マーチングを思い起こし・・・最初はバックスタンド席の庇したに全員並び、背面の壁と庇を反響板がわりにしての“リンカンシャーの花束”のやわらかなコラールシーン演奏から始まり、その後はオーバーアクション気味な所作を加えながらパレードフォーメーションに移行し“ハイデクスブルグ万歳!”を演奏しながらの規定周回・・・淀川工科がマーチングしている姿を想像しながら6分間インターバルを終えました。

プログラム4 金光大阪中学校高校。
マーチングの定番曲でもある“クラウン・インペリアル”。
“クラウン・インペリアル”を威厳たっぷりに演奏されました。
“ファイヤ・イン・ザ・ブラッド”原曲は金管バンドナンバーの勇ましい曲てす、これを疾走感溢れる演奏でした。

プログラム5 大阪市立扇町総合高校。
バンド愛称“OHGIES”。
“ドリーム・ガールズ”、“トゥモロー”、“学園天国”とこのバンドの十八番曲を組み込んだマーチングです。
今回はコンテスト向けの選曲ではなくあえてアップテンポナンバーの十八番曲から構成したマーチングにされたのだろうと想像しました。
昨秋大阪城ホールで行われたマーチングバンドフェスティバル2020に出場されたときのマイナーチェンジバージョンです。
マーチング基本動作のキレはこの日観た団体の中ではピカイチ、「オーギーズ!」の元気いっぱいフィニッシュコールで締めてくれました。
沈んだ空気の会場を一気に元気にしてくれた演奏演技でした。

プログラム6 大阪学芸高校。
ここは“白鳥の湖”を柱としたマーチングを毎年展開しています。
毎年同じ演奏演技ではなく演奏も演技もアレンジ加えて変化させています。
こちらもマーチングバンドフェスティバル2020出演作品の2021年版かと思います。
“白鳥の湖”の演奏と白トップスのマーチングユニフォームがマッチし、大きく広げた白鳥の翼をイメージした大きく左右に広がるコンテなど大阪学芸らしさ溢れるクラシックナンバーマーチングでした。

プログラム7 ・・・「プログラム7番 早稲田摂陵高等学校は棄権です。ただいまよりドア開放し6分間の換気を行います。」のアナウンス。

今年の早稲田摂陵高校ウィンドバンドマーチング「Crusin' Movin' Groovin'」はどんなマーチングなのだろう。。。
ちょうどこの時間帯、早稲田摂陵ウィンドバンド公式Twitter・Instagramにこのマーチングのイメージ動画がアップロードされました。

1曲目の“ブリリアント・ルビー”は阪急商業学園時代から受け継がれているウィンドバンドオリジナルナンバー、マーチングコンテストでも何度も演奏してきているのでイメージできます。

“ブリリアント・ルビー”からのオープニング〜規定周回を想像し、フロア上で躍動する早稲田摂陵ウィンドバンドをイメージしながらの6分間でした。

プログラム8 常翔学園高校。
比較的マーチング後発団体でとてもフレッシュなイメージがあります。
古き良きアメリカンムービーナンバーを組み込んだマーチングです。
左右非対称の大きなハートコンテが印象的でした。
この日のコンテスト部門高校以上団体のなかで唯一「ヤッ!」のフィニッシュコールあげてのフィニッシュでした。

プログラム9 大阪産業大学附属高校。
この団体もマーチングバンドフェスティバル2020出演時作品のリバイバル版でした。
しかし、こういうとなんですがマーチングバンドフェスティバル2020のときより洗練されていました。
マーチングバンドフェスティバル2020のときは当時の1〜2年生バンドでの演奏だったのだろうと思われ昨秋よりサウンドもマーチングも飛躍していました。
とてもジャジーサウンドに仕上がっていて今回の他団体とは一味カラーの違った印象に残るバンドでした。

プログラム10・・・「プログラム10番 箕面自由学園高等学校は棄権です。以上を持ちまして第34回大阪府マーチングコンテスト前半の部を終了いたします。」のアナウンス。

箕面自由学園はプログラム最終番だったこともあって6分間換気インターバルはありませんでした。。。

退場していく観客流れを客席で待ち、本来なら赤白トップスマーチングユニフォームを纏い、“ファンファーレとアレグロ”〜“シン・レッド・ライン”を奏でている箕面自由学園をイメージしながらアリーナフロアをしばし見つめました。

そしてほぼ最後くらいに客席をあとにしました。



例に漏れず表彰式や第三者近寄れる場所での記念集合写真撮影はありませんでした。
記念集合写真は出演者・指導者らのみで施設内の観客立ち入り不可の場所で行われたようです。

大阪府マーチングコンテスト結果は昨日ブログに記載したとおり、コンテスト部門に出場した全団体が金賞代表です。

今年の全日本マーチングコンテスト高校以上 関西代表の顔ぶれが変わるだろうことは必至です。

関西金賞、関西代表 常連がこぞって大阪府マーチングコンテスト棄権という状況は異常事態ですが今まで関西大会で涙を呑んできた団体が今年は全国の舞台に立てるかも知れません。

「関西支部は全国常連が不在でも、その次に控えている団体もこんなに見事な演奏演技をするのか」と全国のマーチングファンに知ってもらう機会です。

今まで関西大会では涙のむ結果だった団体も全国に出てみたら実は評価が高い可能性だってあります。

大阪府マーチングコンテストと同日開催だった奈良県/和歌山県マーチングコンテストは棄権団体なく開催され各県代表決しています。

今週末開催される京都府マーチングコンテスト、兵庫県マーチングコンテスト、滋賀県マーチングコンテストも無事に棄権団体なく開催され、関西マーチングコンテストも無事開催されることを願っています。

そして今回大阪府マーチングコンテストを棄権しなければならなかった各団体も直前までマーチングコンテストに向けて練習していたその演奏演技をどこかでぜひとも披露・・・観衆前が難しいなら収録動画でも・・・していだけたらと切に思います。