アナハイム・エレクトロニクス終了
昨年の夏、サーバーのレンタル契約していたアナハイム・エレクトロニクス社が、サーバーをクラッキングされる重大インシデントを発生させる事件が起こりました。
まぁこれだけなら、普通の大企業でもワリと多く発生する事案なのですが、問題はその復旧にレンタルサーバーの企業としてあるまじき対応の数々で、私の場合は、そのクラッキング事件には直接被害を受けているわけでもなかったのにデータの復旧が行われた事です。
サーバーのデータは、各ユーザー単位で個別に毎日定時にバックアップされる事を謳ってましたが、実際はそうはなっていなかったようで、サーバー単位でまとめてひとくくりにバックアップしていたようです。
その為復旧には、被害を受けたユーザーのデータだけをサルベージして復旧させる事は困難と判断してか、サーバー全体まるごと復旧する事を試みたようです。
被害を受けなかった私なのですが、その対処に私のデータが過去に戻される2次災害を被る事になったのでした。
しかも、そのバックアップデータはかなり古く、その事からどうやら毎日のバックアップすらしていない事が判明し、半年以上前の昨年2月のデータに戻されてしまうのでした。
つまり大事なアクセスログや、WEBノベルを閲覧した回数やページ数なのどのPV数と言った
貴重なデータを半年分をまるまる失う大事件に発展したのでした!
復旧に要した時間は概ね2週間位、その間、構築していたWEBシステムは完全停止し、復旧したかと思えば半年以上過去のデータ。
そしてその受けた2次被害に対する補償は3ヶ月分レンタル料無料・・・。
半年のデータを失ったのにか ?
で、その事件後、サーバーのセキュリティを強化する試みを行われていたそうですが、事件以降、サーバーがさらに不安定となり、管理者画面に入れず、その復旧に1ヶ月以上も要し、その間、まったくメンテナンスができないトラブルが何度も発生したのです。
そして今年の始めに、アナハイム・エレクトロニクス社はセキュリティ強化を断念して、レンタルサーバーの部門を廃業する事が決定したのです。
以上のことから
私はと言うと、盆休みからサーバーをXserve社へ引っ越す作業を続けていたのですが、ここでもアナハイム社はやらかします。
アナウンスしていたサーバーが停止する日付は9月末。
なのに9月に入って、ふたたびいつもの管理者画面に入れない不具合が発生。
再三、不具合発生して引越し作業が滞ってることを運営に連絡を差し入れてるにも関わらず音信不通・・・。
そして復旧しないまま、サーバー停止の日が到来。 → そのまま終了www
・・・と、なったのでした!
延長しねーのかよっ!!
直近ギリギリのDBのレコードを回収できずに終わっちゃいました。
最後ら辺は、トラブルに対して、「もう終了するのだから」と、放置したまま逃げ切りを図ったようです。
しかし、この企業、この状態でも他のサービスは続けるようでして・・・
どうやら正気ではない模様。
ってな事で、なんとかXserver 社の引っ越しを終え、コンテンツの公開も再開しているのですが、PostgreSQL から、 MySQL へDB をダウングレードした影響はあんまりなかったものの
サーバーのディレクトリ階層の管理の方法が異なっており、その相対パスの開始位置の相違からストジェネの一部のシステムにトラブルが起きてて、今はその対応を逐次行っているのです。
まぁコンテンツそのものは稼働しているので一安心なので、あとは少しずつシステムトラブルを解決していくしかない状況ですね。
・・・とまぁ、こういう状況となっていた主なのでしたぁ♪