◇お茶の時間 絵本の時間◇ -2ページ目

◇お茶の時間 絵本の時間◇

   <司書、ティーマイスター>

明治40年創業。創業者の祖父の時代から毎日、全国からのお茶を「利き茶」してきました。絵本のコレクションは約500冊。
季節のお茶と絵本を楽しみたいと思います。

アールグレイは、阿片戦争後、イギリスの首相アールグレイ伯爵が、中国から持ち帰った茶葉(キームンともラプサンスーチョンとも言われている)にイタリアシシリー島原産の柑橘系ベルガモットを入れて人気を博したフレーバードティー。

茶友に頂いた国産ベルガモットを使ったえいこく屋のアールグレイに、りんごをソテーしてシナモンシュガーをたっぷりふったコンポートとグレープフルーツで頂きました。

ベルガモットの香りを、他の茶葉と組み合わせてみるのも楽しそうです。


今日は、3年生に「わらしべ長者」の読み聞かせをしまさた。

運がない京都の若者が観音様詣でをしたところ、「最初につかんだものを大切になされ」とお告げを受けました。その境内の階段を降りようとしたら、転んでつかんだものは「藁」。ついてないな~と思っていたら、藁かわみかんにかわり、みかんが反物となり、反物が馬となり、馬が田畑とお屋敷にかわり、長者さまになりましたとさ。

日本の昔話から、日本人の風習や生活がわかります。色々な昔話も読みたいと思っています。
4日目は、‘’何故絵本は人の心に響くのか‘’‘’効果的な絵本の伝え方‘’といった心理学的な学びを、5日目は、それぞれ‘’大人になってから心にグッときた絵本‘’を持ちより、15分のワークを作りました。

先生たちの絵本を使ってのワークは心地よいのですが、自分たちで作るのはムズカシイムズカシイ。課題がたくさん見えてきました。






8回に渡って2年生に読み聞かせしてきた「あらしのよるに」は昨日最終回を迎えました。

山羊と狼とは知らずに嵐の夜に小屋で出会った二匹。お互いが誰よりも大切な存在になっていった。しかし、雪崩に巻き込まれた狼は記憶を失っていた。そして、狼は山羊をエサとして捕獲した。もうだめだと思った時、「あらしのよるに」という言葉が、狼の記憶をよみがえらせる…。

ロングセラーになるであろう切なさと感動のある絵本です。



2年生に読み聞かせ。

陽射しがささない、寒い月曜日。2年生への読み聞かせに「フレデリック」エリック カールを選びました。

フレデリックのように
‘’想像して。暖かな太陽の光。輝く芝生の緑…‘’
暖かくなった?‘’

と聞いたら、半々でした、笑





とってもラブリーなフレデリックです。

今日のチョコレートはDARK RUM(meijiのだけど)。甘さが控えめでラム酒の優美な香りが高い。
これにあうのは、香りと水色がはっきりしている紅茶がいいと思います。
そのなかでも「ラプサンスーチョン」があうと思いました。

今日、家にラプサンスーチョンがなかったので、同じ中国紅茶の「蜜香紅茶」で頂きました。飲み終わった後に残る香り、あっさりとした後味。品の高さ。

中国紅茶はおいしいです。



今日のチョコレートは、オレンジピールが入っているもの。
チョコレートとオレンジピールはとてもあいます。
このチョコレートにあうお茶として、中国茶の「水仙」を選びました。
「水仙」は、中国福建省で作られている烏龍茶。芳ばしい香りとすっきりした渋みが特徴です。

茶器もテーブルセンターもベトナムで買ったものです。

3年生に「ひとつぶのお米」を、2年生にシリーズで読んでいる「あらしのよるに7前半」の読み聞かせをしました。

6年生は「世界とのつながり」の調べ学習が始まります。

児童のための本に囲まれた毎日です。(*^-^*)