BanK駅とMoorgate駅の間に「Tossed」というテイクアウェイのお店がある。
私の会社はBank駅のすぐ近くだけど、私の顧客のほとんどがMoorgate駅にオフィスがあり、このショップの前を必ず通り過ぎており、気になってはいたものの一度も入ったことがなかった。
昼時はいつも長い行列ができていたのでその行列を見て入りそびれていたので、どんな店なのかも知らずにいたのだけど、先日、エンジニアの女の子と昼ご飯を一緒に買いに行く時にここの店を話したら「じゃあ行ってみましょう」っていうことになり、初めて買いにでかけてみた。
コンセプトはヘルシーフードのお店だった。店内に入って驚いたのがずらーっとオーダーするためのタブレットが置いてあり、オーダーはオンラインかこのタブレットのみ。
オーダーする時にニックネームを入力するのでカードで支払った後、名前を呼ばれたらオーダーしたものを取りにカウンターまで
行くとう言うシステム。
オンラインでも事前に頼むことができるので、店内の端には取りに来るお客様のための品物がずらーっと並んでいた。だから取りに来る人もいて並んでいたのかなあ。
オンラインでオーダーすると半額になるバウチャーをゲットしたので次回はネットで申し込もう。
メニューはじつにヘルシー。ロンドンは人種と宗教のるつぼ。イスラム系の移民が多いのでベジタリアン食は種類も豊富で充実しているのだけど、最近はビーガン志向の人も増えているのでますますヘルシー的な食がロンドンでは好まれるのだろう。
ぶっちゃけ北東部に住んでいた時は肥満体の人しか見かけたことがなかったけれどロンドンだとスレンダーな人が多くてギャップに驚いた。
これは最近増えたメニューらしいGｙｍメニュー。私も６月からずっと休まずジムに通っているので試しに買ってみた。見た目はすくなそうだけど、意外と量が多く入っているのでお腹が満たされる。
タブレットやオンラインでオーダーするとこんな画面。チキンをダブルの量にふやすだとか、茹でたのが良いかローストがよいか選択できたり、ドレッシングやトッピングも選べる。
カロリーや栄養価などもチェックできる。
オーダーするとカウンターで店員さんたちがその場で作ってくれるのだけど、お客の１オーダーずつシルバーのボールにオーダーしたものを全部集めてテイクアウトの容器に入れるという変わった作り方をしている。でもこれだけオーダーが多いと１つのボールにまとめておいたほうが間違いがないという苦肉の策なのかも。(笑)
Our Food - Food to make you feel good - Tossed - London (tosseduk.com)
余談だけど、永遠に治らないと半ばあきらめかけていた坐骨神経痛がジムに通って３ヵ月経ったある日の朝、突然完治した！前日まで痛くて毎日パラセタモルの薬を4時間ごとに飲み、左足があげられず、階段をのぼったり靴下をはくのも激痛だったのに。まるで「クララが立った！」と歓喜するほどのうれしさだった。地道に運動してよかった。ちょうどその３日後にGP（病院）でフィジオセラピーを申し込んでいたので即キャンセルした。
ジムも残業や用事がない限り、休まずちゃんと通ってます。２年前に通っていた時は失業中で暇すぎてジムに毎日通ってたって言うだけだったのだけど、今回は坐骨神経痛を治すぞ！という気合が入っていた。プラスやはり運動するとストレスが発散するし、周囲の人たちも一生懸命やっている姿を見ると話はしないけれど暗黙の共有みたいなものを感じてこれまた楽しい。
75才過ぎの老夫婦が来ているのを見ると負けちゃいられないと士気が高まる。(笑)２年前に通っていたジムはvirginというお高めなちょっとお金に余裕のある人がいくようなジムだったけど、今回は家の近所の（一応イギリスにあるチェーン店）ジムで料金もvirginの1/3。安いと来ている人種も違うのでこれまた面白い。バージンはどちらかというと白人系が多かったけど、安いと黒人やダークスキンとか東欧系のヨーロピアンが多い。じつに面白い。