＊車無しで巡る坂東三十三観音＊
第10番 正法寺(岩殿観音)
岩殿という名のついたお寺さんがたくさんありますが、こちらも岩盤と自然豊かな樹林の中にあって深呼吸したくなる真言宗のお寺さんです。
第11番 吉見観音
第10番 正法寺
午前中は隣駅の東松山駅からレンタル自転車で第11番 安楽寺(吉見観音)をお参り
午後は電車で高坂駅に移動しバスを乗り継いできました
裏参道
バス停前の地下道から続く裏参道を通るとすぐに観音堂に行けるようになってます
大銀杏
坂を下り、最初に迎えてくれるのが樹齢700年の立派な銀杏の巨樹
アゲハ蝶たちも舞いながら歓迎してくれました
岩盤で根が地中深く張れないのかな
根っこが絡み合い岩をガッチリ掴んでいるようですすごーい！
※あとで聞いたら、周りの地盤が侵食で下がり、銀杏の下の岩盤が露出したそうです
香炉と梵鐘
香炉にお線香をお供えし、梵鐘を木槌で鳴らすとクォ〜〜ン
と心が洗われるような澄んだ音が境内に響き渡って、とっても心地良いです
観音堂
718年に逸海上人が崖を削って千手観音を岩窟に安置したのが始まりと伝わってます
まだ花まつりの設
がされてました。
嬉しい〜
わたしもお釈迦様のお誕生を感謝して甘茶を掛けさせて頂きました
開基の逸海上人さん？
彫刻
お堂にはたくさんの彫刻が施されてますが、中でもこの龍さんはすごいです
石仏
岸壁には坂東、西国、秩父の100観音と四国八十八ヶ所などの写本尊となる石仏がずらりと並んでます。
今風に言うと、ここでバーチャル霊場巡りが出来たんですね
※あとで聞いたら、ここは古墳時代に墳墓造りに石を削り出した跡が崖状なったそうです
薬師堂
百地蔵堂
中には小さなお地蔵様がびっしり
鐘楼
比企丘陵を見渡せる場所にある銅鐘は鎌倉時代後期の作。
その後、秀吉の合戦では戦場で鳴らされたり、大砲に見せかけ引き摺り回されたので『引きづりの鐘』とも呼ばれるそうです
裏参道からお参りしたので、ここから長い石段を降りて山麓の本堂と納経所のある庫裏へと向かいます。
狛犬さん
仁王門
UVガラス入りの仁王門、初めて見ました
仁王様もこれで紫外線
から守られますね
御朱印と御詠歌
御朱印を書いて下ったご住職はとても気さくで、人を楽しませてくれるお人柄の方でした
アクセス
東武東上線高坂駅より、バス10分
鳩山ニュータウン行き、大東文化大学下車 徒歩3分
ロミロミとアロマセラピーのプライベートサロン
