イタリアにいるアメリカ大陸の人は、
ハジメマシテの後に、コウ言う

「今晩なにする?今週末空いてる?フェスタ(パーティー)するから、おいでよ」


イタリアにいる中国人は、
ハジメマシテの後に、コウ言う

「東京行ったことあるよ!」


イタリアにいるスペイン人は、
ハジメマシテの後に、コウ言う
「イタリア語解る?日本語と違うから、大変でしょ」


イタリアにいるロシア人は、
ハジメマシテの後に、コウ言う
「イタリアも、仕事ないね~」


イタリアにいる日本人は、
ハジメマシテの後に、コウ言う
ビザどうしてる?学生?就職?」


黒髪達は、ビザの事で頭が一杯。ビザのために、手段を常に考える。

仲良くなろうとか、そういうんじゃない。

ビザの情報が得たいのだ。


もはや、中国人の次にビザに必死になっている民族とも言えよう。




テンションの高いその日本人男は、
もう10年もイタリアに住んでいる。

子供が10歳になったようなもの。

だから彼は、イタリアン男と呼ばれる。

そんな事に、彼は誇りにさえ思う。


初対面なのに、イタリア人みたいにキサクに挨拶してきて、

別れの最後にはいつも、頬にキス。

いや~、どうなの日本人同士?!って思うが、
彼のペースでいつも、頬にキスで挨拶。

お前、絶対日本でやらないだろ!!って言いたくなるが押さえる。

日本に帰った友人が、彼に会ったそうだ。

その時、彼は全くの別人。

アノ時の勢いはどこえやら?!っと。


心配したけど、イタリアに戻ってきた彼はやはり、

頑張ったジローラモに戻っていた。

その頑張り、痛いよ。

でも、そんな頑張ってる日本人が多過ぎて、
イタリアで見る黒髪達は痛い

イタリアン男達にき

「日本人にとって、イタリア人ってどう?」

私 「どうって?!」

友人 「イタリア男って、日本人にモテルでしょ?!」

私 「そうね、好きな人多いよ。きっと」

友人 「やっぱり!!俺たちは、カッコいいから。どの国でも持てるんだ。」

私「(;´▽`A``


友人 「この前も、ちょっと日本人に話かけたら、大喜びしてたよ。
その後も、連絡頻繁にくるようになってさ~。
イタリアの女の子だと、連絡とかくれないんだよね。」

そして、数ヶ月後、彼は私に嘆く。

「アノ日本人、いきなり子供が欲しいからって言ってきたよ。
もう、怖くて怖くて。会いたくないよ~」


こういう、黒髪女がイタリアで大発生。

正直なところ、
「どうせ、日本に帰るだろうというつもりで付き合っていたから」
っという彼。



イタリアにいる中国人は、
中国人としかいない。

イタリアにいるアメリカ人は、
アメリカ生活と変わらず毎日がフェスタ


イタリアにいるロシア人は、
働く。


イタリアにいるフィリピン人は、
イタリア家庭の家政婦となる。


イタリアにいる日本人は、
日本人相手の商売をする。


ワインソムリエの黒髪女。

彼女は、イタリアでキャリアウーマンを目指す。

イタリアで生活するために、常に色々考える。

自分の為なら、人を傷つけたって、裏切ったってかまわない。

そんな彼女は、8年以上イタリアで生活している。

電車でナンパされたイタリア男と共に生活を始めた。

そのイタリア男には家庭があり、子供がいた。

だけど、そんなことなど彼女には構わない。

名古屋穣の風格をもつ彼女は、名古屋のド根性でイタリア男を我が物にした。

彼が、ワインの勉強を始めたからか彼女が元々興味が有ったのか、ワインの学校に通うようになった。

そのワインの学校は、イタリア人だけ。日本人用ではない。

初めての日本人だったのだ。

そこで目を付けられたのか、彼女が誘ったのか

日本人向けにイタリアワインのソムリエの養成を始めることになった。

イタリアへ行きていくことを考えれば、
彼女がお色気で言いよったこともありえる。

日本の大使館とも仲良しになった彼女には、もう怖いものは無い。

もはや、イタリアにいる日本人大使と同格だ。


イタリアに依存し、イタリアで永住を狙う黒髪女達。

彼女らの特徴:

イタリア女に憧れ、イタリアン女風に白いワイシャツを着る。
しかし、黒髪だから、OLにしか見えないことに彼女らは気づかない。

イタリア女に憧れ、彼女らは日本にいる時とは違い、強気。
何に勝ってるのか、勝ち気。

そのくせ、イタリアの文句を言う。

だったら、なぜイタリアにいる?

やっぱり、30過ぎてこれから日本に帰国しても、彼女らには何もないから、

イタリアで結婚を目指すのだ。

最後に彼女が私を驚かせたのは、
文字通り

歌手になる


言った時のこと。


音楽大学とか、ピアノをやっていたとか、そういう音楽の道を

一切歩んで来なかった彼女。


なのに、何故?歌手なりたい??


ある夜、A子はバーに行った。

そこで、イタリア人グループが歌っていた。

A子の日本人友達が、そのグループと友達だった。


その日本人っというのは、まさにイタリアで音楽を必死?に学んでいる。
だから、きっと彼女も歌手を目指していたのだろ。
その子が、席を外した。
そして、A子はイタリアンBoy達に近づいた。

A子「私も、音楽の勉強しているの」
イタリアン「 へー、歌える?」
A子「もちろん」
イタリアン「じゃ、今度一緒にライブしよう」


ッという訳で、A子は歌手を目指すことにした。
カラオケレベルの音楽で。
それと同時に、友達を裏切った。

全ては、イタリアで行きて行くために。

もちろん、その後A子はライブする様子もなかった事は言うまでもない。



イタリア旅行記番組を見て、

イタリアに憧れる乙女達。


イタリア映画
を見て、

イタリアンな恋を夢見る甘い~アジアン女達。



イタリアンブランド


目のない世界中の女達。



ブレイクした中田を見て、
ファッションに目覚めるサッカー少年達。



チョイ悪オヤジ
になっちゃおうと
頑張る中年オヤジ達。




経済大国と呼ばれた日本は、
ヨーロッパのお荷物と呼ばれるイタリアに振り回され続けるのだろう。


日本で、耳が痛くなるほど耳にする言葉。

「イタリア」
「イタリアへ旅行」
「情熱の国イタリア」
「ワイン、イタリア」
「イタリアン」
「イタリアン料理」
「イタリア産○○○」
「イタリア男」
「イタリアン カフェ」


イタリアって付けば、取りあえず売れる。
イタリアってきけば、取りあえず買う奴らがいる。
イタリアってきけば、取りあえずイケテルって思う奴らがいる。
イタリアって付けば、マダム気分になる奴らがいる。
イタリア男ってきけば、鼻の下を伸ばす黒髪ストレートがいる。

イタリアって付けば、取りあえず良いんじゃん日本って。

ある日、彼女は突然こんなことを言ってきた。

A子「私、イタリアでモデルになる」

私「(°Д°;≡°Д°;)


A子「彼が、お前は綺麗だからモデルになれる。何でモデルにならないのかってウルサくて」

私「彼って、あのイタリア人の先生?」

A子「そうよ」

私「 へ~」

A子 「私って、細いでしょ。だから」

私「 がんばって」


確かに細身で身長も高めな彼女。
でも、どうなの?

黒髪でクルクルなパーマをかけた彼女は、確かにスーパーモデルの冨永愛に似てる顔をしている。
いけるか?!イタリアでモデルデビュー