現代版 罪と罰
犯罪者にとってインターネットが発展した現代は非常に厳しい。
感覚としては酒鬼薔薇聖斗のあの事件あたりからだろうか。
事件があれば顔や実名が出まわる時代になった。
今では軽犯罪であっても、犯人の画像が瞬く間にインターネット中に伝搬され、永遠に記録されることとなる。
デジタル技術というものは、便利ではある一方で人間の人生を取り返しの付かないものにしてしまう危険性を秘めている。
一昔前であれば、刑期を終え住む場所を変え、名前を変えれば新しい人生がスタートできた。
現代ではその方法は通用しない。
今回の主犯格も過去に名前を変えている事が調査の結果、判明している。
名前を変えようが住む場所を変えようが徹底的に追いかけて公表していくことにする。
しかも家族や子供の人生をまで激変させてしまう酷な時代である。
現段階ではある程度の猶予を与えている。
しかし、いつ気が変わるかわからないので、迅速に対応することをおすすめする。