こんにちは、赤塚です。

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最近いらした患者さんで、15年も背骨の周りの痛みが取れないという方がいらっしゃいました。病院から治療院まで、あらゆるところへ行かれたそうです。

実は以前に一度、うちに見えたことがあったようなのですが、その時に僕が「神」という言葉を話したことで
「ここは壺売りか何かだ」と誤解され
通院をやめられた経緯がありました(笑)

しかし、他を当たってもどこも結果が出ず、唯一変化を感じたのがうちだったということで、今回もう一度治療をお願いしたいと来院されました。

実際にその方の背骨をチェックすると、確かに硬くはなっているのですが、だからといって15年も治らないほどの状態かと言われれば、肉体的な側面だけを見ていては、治療家としても合点がいかないような体でした。

そこで、私は心と頭と体のセンター(中心)を観てみたところ、その方には人間関係における凄まじい「憤り」のエネルギーが見えました。
そこを深く掘り下げてアプローチしていったところ、少なくとも背骨の周りの硬かった部分に関しては、緩和したように感じました。

ただ、ここからもう一つ話があって、実はその日の夜、僕の中にものすごい怒りが溜まってきたんです。自分でも珍しいと思うくらい、イライラして仕方がありませんでした。

振り返ってみた時、もしかするとあの「憤り」というものを、まだ十分に、そのクライアントが観ているレベルまでみていなかったのではないかと思いました。
これは「もらった」という話ではなく、相手が観ているものをこちらが十分に見切れていない時に、こうした反応が残ることがあります。

それほど相当な憤りがあったということです。
ご本人のなかでは「もう忘れたこと」「忘れよう」と決意され、表に出さないようにされていたそうですが、その分、肉体がその感情を抱えていたのではないでしょうか。忘れようと思っても忘れられないほどのものを感じました。

やはり、生きていく中で感じた感情というものは、「なかったこと」にはできません。忘れたつもり、忘れようとしたつもりでも、実際には体がしっかりと記憶していることは十分にあります。

この患者さんは、そのために15年も痛みから解放されなかったと言っても過言ではありません。
引き続きしっかり診ていきたいと思います。