【アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎について】



今回は鼻の症状について、書いてみたいと思います。

主訴は別の症状でみえますが、同時に他の症状でも悩んでおられることって多いです。


その中で、治りにくく、ずっと持病として持っていることが多いのが、鼻の悩みだったりします。


鼻がつまると、仕事や勉強に集中できなかったり、眠りが悪かったりと、生活に影響することも多いのではないでしょうか?


だから、鼻がスッキリした時は

主訴以上に喜ばれることもあります。


慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、花粉症など、鼻の不調全般に共通する話になります。


副鼻腔炎も、急性の場合は、抗生物質などのお薬がよく効きます。

しかし、副鼻腔炎を繰り返す場合、つまり慢性副鼻腔炎になると、抗生物質を飲み続けても、改善しにくいので、根本的に見直す必要があります。



鼻の不調でみえる患者さんの特徴は、

頭が膨らんで大きくなり、重くなっている場合がほとんどです。


これはどう言うことかというと、前回の赤ちゃんの記事でも書きましたが、頭蓋骨は膨らんだり縮んだりと動いているのですが、その動きが悪くなっています。


その動きによって、脳脊髄液というお水を全身に循環させていますが、

なんらかの理由で頭蓋骨の動きが悪くなるため、頭の中に水がたまり、排泄されなくなり、重くなっています。

また、頭蓋骨の動き自体が副鼻腔の状態や流れにも影響しているように思います。


頭が動くようになると、脳脊髄液が循環するようになって、鼻の不調は改善していく場合が多いです。


鼻だけでなく

頭痛、めまい、耳鳴り、緑内障、後鼻漏など、

頭で起きる不調は、頭蓋骨の動きが改善するだけでよくなる場合が多いです。


頭蓋骨が動くようにするには、専門的に頭蓋骨の治療ができる先生にみてもらうのが、おすすめです。


ただ、頭蓋骨は単独で動くわけではないので、背骨や骨盤などをよくするだけでも、同時に変わっていきますので、整体や鍼灸の先生に相談してみると

いいと思います。


セルフケアとしては、頭の気持ち良いところに両手をあてて、頭を感じながら、呼吸をするのも、シンプルですが、よく効きます。


今日の内容で、具体的な質問やわからないことがありましたら、コメント頂ければ、返信させて頂きます。