(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。

今日のテーマは


「「手放す」は冷たさじゃない ― 共依存から一歩ぬけ出すために」です。

 

人との関係の中で、つい「相手のために」と

頑張りすぎてしまうことはありませんか?


気づけば自分が疲れ切っていたり、相手も自立できなくなっていたり…。
それが“共依存”のサインです。
でも、「手放す」ことは決して冷たいことではなく、

むしろお互いを大切にする第一歩。
今日は、共依存から少しずつ抜け出すヒントをお届けします。

 

■共依存が生まれる背景

共依存には、いくつかの共通した背景があります。
大切なのは「特別な人だけがそうなる」のではなく、誰にでも起こりうることだと理解することです。 
 

◎存在価値を相手に求めてしまう
 「役に立たなければ私はダメ」と感じ、相手に必要以上に世話を焼いてしまう。
◎助けることで安心する
 相手を支えることで、自分の心の安定を得ようとする。
◎境界線があいまいになる
 相手の感情や課題を、自分のことのように背負ってしまう。
◎自己否定感や不安
 「見捨てられるのでは」という不安から、相手に必要とされようと行動してしまう。
 
これらは誰もが持つ心のはたらきの一部。
だからこそ、責めるのではなく「気づくこと」が大切なのです。

 

■「手放す」とは関係を変えること

ある方から「共依存を断ち切りたいけれど、冷たい人と思われるのが怖い」
という相談を受けたことがあります。

その方にお伝えしたのは、「手放す=見捨てる」ではなく、
「これからの関係をどう変えるかを自分で選ぶこと」だということでした。

無意識に繰り返している行動を意識できたとき、
初めて自分でコントロールできるようになります。

大切なのは、相手を変えることではなく、自分の対応を変えることなのです。

■体がつい戻ろうとするとき

新しい関わり方を選んでも、体は「元に戻ろう」とサインを出します。
「優しくできない私はよくないのでは」
「冷たい人間だと思われるのでは」
そんな思いが押し寄せてきます。
 

それでも「私はどうしたいのか」を選んで行動できたとき、心は軽くなります。
「なんだ、自分でできるじゃない」と気づいた瞬間、共依存からの一歩が始まります。
 

■握っていたのは自分の手

「手を離さなきゃ!」ともがいていたけれど、
実は自分がしっかり握っていた―。

そんな気づきを得る方もいます。

相手と自分は別々の存在。
相手は自分の一部でもなければ、自分も相手の一部でもありません。
 

悲しみや怒りを思い出して繰り返すのは、
自分を被害者の立場に置いているだけ。

実は「自分からつないでいた」と気づけると、ふっと楽になります。
 

■反応ではなく、意図を選ぶ

大切なのは「反射的な反応」ではなく、
「今どう関わりたいか」を意図的に選ぶ
こと。


それは悟りを開くことではなく、
日々の生活をどう生きていくかを自分で決める力です。

 

共依存から抜け出すとは、
自分の選択肢を増やし、主体的に人生を歩んでいくこと。

その小さな一歩が、あなた自身と相手、

どちらにとっても大切な「自由」につながっていくのです。

 

■ あなた への問い

いま、 あなたの人間関係の中で
「本当はこう関わりたいのに」と思いながら我慢していることはありますか?

もしあるなら、その関係をどう変えたいのか、あなた自身が選んでみてください。
相手ではなく、自分の選び方が、未来をやさしく変えていきます。

 
 
それでは、今日も素敵な1日を!
 
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