(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。

今日のテーマは
「【保健室コーチング速習コース感想⑥】保健室コーチングが自信に繋がりましたです。

 

2009年から全国各地で開催している保健室コーチング速習コースは、大人気講座です。

今回は、速習コースの感想その⑥です。2012年、2014年の速習コース受講者の感想をご紹介します。

 

 

 

2012年速習

養護教諭歴が長くなると、後輩の若い世代の養護教諭の方々からさまざまな場面でアドバイスを求められることが多くなりました。

 

いくら知識があっても、結局は経験の中からしか物事は語れないし、その経験にしても自分自身に確固たる自信がないと相手の心に腑に落ちる形で伝わってはいかないのではないかと思います。養護教諭として何かを「伝える」ときに、私自身がコアな部分でぶれていないかと、自分を顧みた時、まだブレがあることに気づきました。

 

 今回、この講座に参加しようと思ったのは、私自身のコアに向き合うためでした。

2日間、さまざまな観点から子どもたちを観ていく視点を学び、ワークを通じて自分自身の心の状態にもふれることができました。

 先生と3人のアシスタントさんたちとの何気ない雑談の中にも、学べるエッセンスがたくさん含まれていて、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、若い世代の養護教諭の方たちと学びの時間を共有できたし、楽しくおしゃべりもできて充実した2日間でした。

 

 

2014年速習

保健室コーチングの講座は、私にとって自分自身の自信に繋がりました。日々の執務や生活において、いつも自信のない自分がいました。今年度、研究生として研究に取り組んでいる最中、勉強する絶好のチャンスと思って前向きに取り組んでいたつもりでした。

しかし、自分の不甲斐なさに毎日愕然としていました。何度涙したことか。  

 

そんな気分のアップダウンが激しかった私にとって保健室コーチングは、子どもたちにとってもGoodですが、何よりも私自身、考えが前向きに変わったことに驚いています。

物事を肯定的に受け止められるようになったことは、精神的にも非常に楽になったと実感しています。

受講後、同じ立場の長期研修生の先生に、額に両手の指先を当てて気持ちを送ると、「すっきりとした感覚になった!」と。成功かな!?と思っています。

先生と出会えたこと、本当に感謝しています。

また、先生の講座を受けたいと思っています。また、愛媛にも来てください。

 

 

2012年速習

今年中学校へ異動をして、小学生とは違う対応が必要となる中学生にどう向き合っていけばいいのか・・・

もっと効果的な働きかけができたら、この子はもっと  楽しく生きていけるのに・・・と悩んだ1学期。保健室コーチングを学ぶことで改善の 糸口がみつかればいいなと思い受講しました。

ワークはすぐ実行できるので、2学期に実践してみようと思いました。

「相手を変えるのではなく、思考を変える」ことを大事に子どもたちにアプローチしていこうと思います。時間が経つのがあっという間で、大変充実した研修となりました。  

地域の養護教諭仲間にも広めていきたいと思います! 

 

 

2014年速習

 アソシエイト、ディソシエイトを使って、思い込みを正当化している生徒への枠崩しをしてみたいと思います。わくわくしています。

 自分の状態管理が最も重要であることがよくわかりました。2日間を通したからこそ、ワークの意味、理論の意味がよくわかりました。さらに深く学びたいと思います。いろいろなワークを体験し、納得できたからこそ生徒とのかかわりの中で生かしていきたいと思います。

 

 

 

2014年速習
今まで頭の中で「こうしなければ」と考えても行動に移せなかったことが、今なら出来そうな気がします。これが無意識のところに届いたということでしょうか?まだこれを現場でうまく使えるかどうかはわかりませんが、自分の感覚として味わえてとてもよかったです。自分もかわれるんだと思いました。頭で考えていただけではだめ。脳に届かなければ。脳に届くと人間はとても強い力がわいてくるのかもしれません。うまく伝えられませんが「感覚的」にすごい体験をさせていただきました。

 

 

 

2014年速習

 小学校勤務の後、4年前から荒れていると言われた中学校に勤務するようになりました。そこで出会った子どもたちの姿から、特に強く感じるようになったのは、子どもたちの自立をどう支えていくかということです。
 いろいろな研修を受けたり、講演を聴いたりする時に、自分の中にはいつもこの視点で物事を見るようになっているなと思います。
 幾年かの経験を重ね、執務の中で実践していることがコーチングだったのかな?と、自分のかけた言葉、とった態度、生徒の言葉、生徒の反応等、思い返しながら聞くところもありました。それが、脳の三原則や意識の五階層等の理論に基づいたものであるということや、それにかなったより良いプロセスを経ることで、子ども自身の気付きをたらし、子どもが自分の足で歩いていこうとする意欲や行動につなげることができるのかなと思いました。
 ここを、より確かなものにしたいと思う自分がいます。
 確かなものにできたという思いがきっと自分に自信をもたらし、自分の状態管理もうまく行き、子どもへの関わりも自信と信念を持ってできるんじゃないかなと思います。
 経験年数を重ねるにつれ、「こんな養護教諭になりたい。」という気持ちよりも、「養護教諭ってなんだろう。自分はどうありたいんだろう。まわりの人にとって、どういう存在であることが望ましいんだろう。」という気持ちが強くなりました。
 今回の講座で、はっとしたこと、確認できたこと、理解の難しかったこと、即時に理解できたこといろいろありますが、うわっつらで理解するのではなく、また保健室経営のためばかりでなく自分自身のために、もう少し深く理解したいなと思っています。