(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
今日のテーマは
「【研修の感想】様々な気持ちを「死にたい」と表現する子どもたちに向き合う方法を学びました」です。
2月にお邪魔した岩手県での養護教諭の先生向けの研修の感想をいただきました!
弊社の脳科学傾聴、メタ認知教材をたっぷりと楽しみ、保健室での相談活動に新しい視点を取り入れるヒントをお届けしました。
今、学校では、話を聴こう以前に、自分のことを言語化できない、どう話していいのかわからない、やっと言語化しても合意が少ないために自分の内面をうまく表現できない子どもが増えています。
そんな現状の中、子どもたちの心身の課題に最前線で向き合う養護教諭の先生が、現場ですぐに活用できる脳の科学に基づいた教材を体験していただきました。
感想が届きましたので、ご紹介します。
地域の保健師さんと話す機会があった時に、最近の子どもたちは、「苦しい」「辛い」「悔しい」「寂しい」などの気持ちをすべて『死にたい』と表現するという話になりました。
これも自分の「想い」を語れないことの一例だと思いました。
本日の学習会では、演習を通して、自分で体験しながら、こうした生徒と向き合う方法をたくさん勉強させていただきました。また、生徒とのやり取りも、空中戦ではなく、記録する(記録の仕方も含めて)ことの大切さを教えていただいたので、実践したいと思います。ただ、記録の仕方については、自分自身のトレーニングが必要だなと思いました。
日々の生徒の対応で困っていたことに「そう! その通り!」と自分の気持ちを代弁していただいたようで、すんなり入っていけた気がします。すごろくやカードなどを通して、コミュケーションを図り、生徒の気持ちにいくらかでも近づいていけるのだなと思いました。傾聴だけでなく、コーチングの意味を今後も学んでいきたいと思いました。また、お話をお聞きしたいです。
「人間が心を開くのは楽しい時」という言葉で、自分がやってきたことは「いいのかな?」が「いいんだ」と感じることができました。今日の学習会でも。ボヤキが一番楽しかったです。心が開けました。「何か聞かねば」「解決させねば」と生徒の声を聴いていましたが「なりたい自分、何を聴くか」に絞って対応するだけでも自分の気持ちが楽になるなと感じました。ありがとうございました。
新しい視点からいろいろなことを学んだ学習会でした。頻回来室者に同じことを何回も聞いたり、諭したりして、変わっていかないということも多々あり、だけどストレートに「ここが変わらなきゃ!」とも言えず、悶々としていましたが、光明が差したような感じです。同じ地区の中学校で、「すごろく」「きせかお」を1つずつ購入したので、交換し合いながらやってみようと思います。ありがとうございました。
最初にやった「き・せ・かお」で、前と後の顔をつくり、確かにそうなろうとやる気が出てきました。たくさん、すごろくを通しておしゃべりして、自己開示することに楽しさと苦しさがありましたが、生徒への対応でも言葉に気をつけながら使ってみたいと思います。
感情と行動を分けていく意識を持つように頑張ります。どうしても自分の指導に対して、子供に引きずられることが多く、その理由がわかり、前に進めそうです。ありがとうございました。