(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。

今日のテーマは
「シン保健だよりが動き出しました!」です。

 

保健室コーチングアドバンスコース第4講対面講座の感想その7です。

 

勝手に3人会議というワークでは、とにかく、その人の思考のクセが明らかになります。だからよい、悪いということは一切なく、脳の科学を使うことで、その思考のクセを乗り越えて、バランスのよい思考ができるようになります。

 

実現しようとしていることに対し、計画を立て、リスクマネジメントも行い、具体的に何をすべきかも明確になります。

 

座って頭優勢にしていては、時間がかかることも、保健室コーチングの体感ワークを取り入れることで、短時間でアイディアと行動計画を綿密に立てることができます。

 

今回、感想を書いてくださったN先生も、右脳優勢で、未来の先取り体験は大得意!

 

でも、なかなか、具体的な行動計画ができませんでした。

机の上で頭をひねっても、思考スタンスが「Dreamer」のままでは、行動計画はできないのです。だから、体感ワーク。

 

こうしたワークをお互いにアシストできるのは、長い時間をかけて、脳の科学を学び続けてきたからです。

 

 

第4講は3年ぶりの対面講座。
どんな自分も出していい安心安全の場その空気感が本当に嬉しくて、2日間が瞬く間に過ぎてしまいました。
 対面で行うワークはペアを組んだ方の様子が五感で感じられ、進めていくうちに相手の方が変化していく様子に感動しました。
私自身も相手の方が質問をしているだけなのに、自分で話しているうちに勝手に自分で気づいてしまうことに驚きを感じました
これも体を使ったワークの効果と、ペアの方が上手にアソシエイト、ディソシエイトさせてくださったおかけだと思います。
 この2日間のワークを終えて帰ってから、様々な変化が起りました。

①スタジアムビューイングで生徒が落ち着いた
 以前、授業中に過呼吸を起こしたことがある中2の女子が、同じ授業の時に「また同じ時間、同じ症状が出るのではないかと思うと怖い」と号泣して来室。スタジアムビューイングをやってみたところ、最初の場所に置いてきた「不安と恐怖」が椅子の上から見た時には「小さくてフワフワして見える」と話し、落ち着きを取り戻して教室に行きました。

②ふみふみリフレーミングとスモールアクションプランコーチングで無事完成!
 対面講座で行った2つのワークで、私は「大会で発表するパワーポイント資料と発表原稿がなかなか進まないこと」を問題にしました。ふみふみリフレーミングでは、2周目に入った時には問題が「時間がないこと」に変わっていました。このワークが終わるころには、「やると決めること」と「スケジュール管理」が大事なのだということが分かりました。そして、同じ内容でスモールアクションプランコーチングをした時には、ざっくりとしたステップと思いつくまま(手当たり次第)TO DOを話し、左脳型のペアの方の目が点になっていました(笑)。
 でも、この2つのワークのおかげで、柏から帰った後、パワーポイント資料と発表原稿をなんと4日間で仕上げることができました!

③勝手に3人会議で「やりたいこと」が動き出した!
  今の学校でこんなことをやってみたい!と考えてから半年たってもまだ実現していないこと勝手に3人会議のテーマにしました。
Dreamerのところでは、右脳の本領発揮で頭に画を浮かべながら本当に楽しく話しました。ところがRealistのポジションに立った途端、頭の中が真っ白になり、自分でも吹き出してしまいました。
「そうなんだよなぁ、この部分が出ないんだよなぁ」と自分でも納得でした。

そこで姫先生から「Dreamerを手放して考えてみて」とアドバイスをいただき、手放してみると・・・ポンポン出てきました。
自分でも驚きでした。
その後はCriticもスムーズに出てきて、2周目のDreamerもさらに良い状態になっていました。

現在、受講後2週間ちょっと経っています。
自分のやりたいことを2枚マッピングして相方の先生に見せたところ、「面白いね~!やろう、やろう!」と乗ってくれました!

さらに管理職にも伝えたところ、実施するにあたって何点かアドバイスをいただき、それを各部の部長が集まる推進委員会にも伝えておきますね、と言ってくださいました。
他にも関係の先生や生徒にも連絡済みで、もう、後は自分が作成して実施するのみ、という段階まで進みました。もう、ドキドキワクワクです。「シン保健だより」が動き出しました!
 第1号の実施が終わりましたら、また実践報告をしたいと思っています。

 柏での2日間は、私にとってものすごく大きな影響を与えてもらった濃い2日間でした。