こんにちは。
全館浄水システム「最上清流」の江﨑です。
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SNSなどで拡散されている噂。
『ペットボトルの水は
水道水よりも検査項目が少ないから
安全ではない！！！』
なんていう話を断定している
自称『水の専門家』『水のプロ』っていう人達を
たまに目にします。
実際にどうなっているのか調べてみました。
水道水とミネラルウォーターは
それぞれ『水道法』『食品衛生法』という法律で
水質検査項目と水質基準が決められています。
水道水は51項目
※【訂正 2023/12/22】
ミネラルウォーター類（殺菌有）は47項目
一般規格3項目+個別規格44項目
ミネラルウォーター類（殺菌無）は20項目
一般規格3項目+個別規格15項目＋2項目（炭酸でないもの）
厚生労働省の資料参照
という検査が義務付けられています。
これだけを見ると
水質検査項目が多い水道水の方が厳しくて
ミネラルウォーターの方が安全性が低いようにみえます。
だけど大丈夫。
『ミネラルウォーターはダメ！』
って言っている水の専門家（自称）さんの声を聞くよりも
メーカーさんに聞いてみると
なるほどと納得できます。
上記の検査項目は
あくまで法令で定められた
『必ず検査しなければいけない項目』
であって
各企業さんが定めたルールに基づき
厳格な水質の安全管理を行っているそうです。
例えば、みんな大好きコカ・コーラさんの「い・ろ・は・す」は
日本の水道法で定められる51項目の水質基準に加え
コカ・コーラさんが世界共通に実施している
独自の280以上の分析項目において
厳格な水質の安全管理を行っているそうです！
水道水だって負けていません。
自治体によっては
法令で義務付けられている51項目に加え
更に独自の検査を行っている自治体さんも少なくありません。
例えば、福岡市水道局さんは
水道法で定められる51項目の水質基準はもちろん
独自の150項目以上の検査を加えた
200項目以上の水質検査を行っているそうです。
【まとめ】
法令で定められた検査項目は
あくまでも『最低限やらないといけない検査項目』です。
実際には更にきめ細やかな水質検査を行っているのが
わかりました。
世の中には100％安全なものは無いのかもしれませんが
飲料水メーカーさんも
各自治体の水道事業者さんも
100％の安全に近づける努力をされている事がわかって
安心しました。
『ペットボトルは水道水よりも安全基準が低い！』
という話は
実は浄水器の営業マンが昔から使っている
オーバートークな営業トークなのです。
『だから浄水器を買って水道水を飲もう！』
というセールスにつながります。
SNSでは
自称『水のプロフェッショナル』
自称『水の専門家』
という人がたくさんいて
せっせとデマ情報を拡散しています。
デマ情報には注意しましょう！
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最後まで読んでいただいてありがとうございます！
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