寿命 | 高田一也オフィシャルブログ「パーソナルトレーナー高田一也の体作りブログ」Powered by Ameba

寿命

わたくしが3歳の時に当時43歳だった祖母が他界しました。

43歳というと今のわたくしより10歳近く年下。

終戦直後アメリカ人と結婚する様な祖母なので、

変わった人として世間には捉えられていました。

祖父は若くして亡くなった様で、祖母はその祖父に似た私を溺愛していました。わたくしはある部分において異常な記憶力があり、

3歳の頃の事をはっきり思い出せます。

特に祖母と遊んでもらった記憶や話した内容などは50年経っても覚えているので、人生の中でも印象的な良い時代だったのだと思います。

今にして思えば、毎日公園や夕食の買い物など、祖母にべったりだったわたくしは祖母にとってめちゃくやかわいかったでしょう。

素直なよい子だったしw

そんな平和な日々が終わったのは、両親とわたくしで東京タワーに行った日でした。その日はわたくしの年子の妹と祖母は留守番でした。当時の東京タワーは、どこの層を対象としているのか不明の蝋人形館が話題でしたが、下手なお化け屋敷より怖く、母とわたくしは途中で引き返す程でした。父だけは最後まで観覧してました。

帰宅して蝋人形の恐ろしさを祖母に話したり、自分の体のある部分が荒れてしまっていた為祖母にオロナインを塗ってもらいました。

明日もスーパーでマルシンハンバーグを買ってもらう約束をして祖母と一緒の布団で寝ました。

夜中に祖母の様子がおかしい事に気が付き目を覚ましました。

ちょうどその時祖母が亡くなりましたので、奇しくも3歳の時に祖母を看取った訳です。それからは両親が起きてきて近所のお医者さんを起こして呼んで来て大騒ぎ、、葬式の日までしっかり覚えています。

3歳の子供にどこまで死を理解出来ていたか、自分でもわかりません。しかしその日以降、大切な人がいても消えてしまうという衝撃的な記憶に変わりました。

 

ある考え方では、亡くなった歳がその人の寿命だと言われています。わたくし個人は生きている間はベストでいたいと思い自己管理に重きを置いていますが、長生きをしたいとは思っていません。

考え方は人それぞれだと思いますので、クライアントさん達の中には充実した人生を少しでも長く生きたいとおっしゃる方も多く、そのお手伝いが出来る仕事に就いた事に誇りを持っています。

 

祖母とボビーと遊ぶのが楽しかった頃のわたくしw↓

 

今日の一言!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhaust note。