ボディビル大会への道⑧~低血糖はつらいよ!の巻き~
大会1ヶ月前にもなるとかなりボディビルな体型になって来た。
日焼けも毎日20分入り、国籍不明な程色黒に。。
昔の写真をご覧頂ければお分かりの通り、僕はもともと色白美人だったので
肌を黒くする事にかなーーり抵抗があった。
しかし、究極に日焼けした選手達と並ぶならもっと黒くならなければ。
減量はもう悲惨な状況に。炭水化物を完全にカットした状態を続け、
トレーニングと有酸素運動をキツク行っていたので毎日フラフラだった。
会社では、急に痩せて行く僕を心配して、みんながお菓子を買って来てくれたり。
頂いたモノを捨てるわけにも行かず、冷凍庫に保管して減量終ったら食べる事にした。
この習慣は今でも続いています
ある日、いつもの通りトレーニング前に1時間の有酸素運動を始めると、
10分過ぎた時にカラダが全く力が入らなくなってしまった。
視界も狭くなって、なんだか様子がおかしい事に…
仕方なくジムのストレッチマットに寝ていると、先輩が僕の様子を見てチョコバーを持って来てくれた。
のん気に、おいおい先輩減量中にお菓子なんか食えないよ、なんて薄れ行く意識の中で突っ込みを入れて。
先輩が言うには低血糖らしい。すぐにチョコバー食べなさい、と。
半信半疑で頂いたチョコバーを食べると、すぐにカラダが楽になった。
こんな事を繰り返しながら減量は末期に突入。
ポージングをPT先生に1時間だけ習った。甘かった
1時間で覚えられる内容ではなかった…
はたから見ていて簡単そうだったポージングがこんなにキツイなんて
トレーニングよりよっぽどキツイではないか!
カラダの隅々まで力を入れてその状態をキープしなければならない。
うまく出来ないので様になっておらず、超カッコ悪い…
不安要素いっぱいのまま大会の日は刻一刻と近付いてくるのであった