ライバルとは? | THE WANTEDMAN

ライバルとは?

さて、最終盤を迎えているヨーロッパのサッカーシーン…

すでにイタリアではインテル・ミラノが、スペインでは

”白い巨人” レアル・マドリーが、ドイツでは”万年二位”

揶揄されていたレバークーゼンが戴冠。

実に11年続いたバイエルン・ミュンヘンの連続優勝記録を

阻んでみせました。

これについては、”ケインの呪い” なんて

まことしやかに囁かれていますがwww

(ハリー・ケイン… 今年ミュンヘンに移籍してきた

イングランド代表の世界的ストライカー。

前所属のトッテナム・ホットスパーではチャンピオンに

なれないからと”常勝”バイエルンへ移籍。

自身は圧倒的な得点力を発揮し、断トツの得点王に

なったものの今年も優勝できず。もはや呪い?www)

 

 

 

 

 

さて、そのケインの前所属チーム、イングランドの

トッテナム・ホットスパー (以下、愛称のスパーズ)。

アジア人初にして唯一のプレミアリーグ得点王に輝いた、

韓国代表のソン・フンミンが所属している事で有名?

監督は、横浜マリノスの監督を務めたこともある、

アンジェ・ポステコグルー

イングランドでは、”ビッグ6”と形容されるビッグクラブの

内の一つですが、個人的な見解では、その他の5クラブと

比較すると優勝を狙えるほどの戦力にはない?

まぁそれでも常に上位に顔を出すクラブなんですが…

個人的には好感が持てない… どころか

ぶっちゃければ、いけ好かないクラブ。

それは何故かと言いますと…

 

 

 

 

 

ロンドンの名門クラブ、トッテナム・ホットスパー

 

 

 

 

 

先日、プレミアリーグの第34節が行われ、スパーズは

残り二試合で4位以内に入る可能性を残していました。

4位以内に入れば、来期の欧州チャンピオンズリーグに

参加できるので、4位になるか5位になるかは

経済面などを考えるとスパーズにとって一大事。

相手は… ”マンチェスターの強いほう” シティです。

 

 

 

マンチェスターの”強いほう”www

 

 

 

 

 

ちなみに今季、シティは、日本代表の遠藤航擁する、

リヴァプールと、同冨安健洋擁するアーセナル

熾烈な優勝争いを展開。

最後の最後で息切れしたリヴァプールが脱落したことで、

リーグの覇権の行方はシティとアーセナルの

どちらかという所まで来ました。

そしてこの試合、シティが勝てば、アーセナルに2ポイント

差を付けて首位に浮上。

優勝争いで断然優位な立場になるという、

両クラブにとって極めて重要な一戦となったんですが……

 

 

 

 

 

結果を先に書いてしまうと、最終スコアは2-0

マンチェスター・シティの勝利で終わったこの試合。

かなり胸糞悪いといいますか、物議を醸しました。

先に言っておきますが、会場はスパーズのホームです。

(トッテナム・ホットスパー・スタジアム)

あろうことか、ホームのスパーズ・サポーターが

シティを応援。その異様な光景がニュースに……

最後にはスパーズの監督、アンジェ・ポステコグルーが

シティのことを応援するスパーズ・サポーター

(ええい、ややこしいwww) に激怒!

監督とサポーターが怒鳴り合う事態に発展しました。

 

 

 

 

 

 ホームで敵を応援するサポーターに怒りをあらわにする

 アンジェ・ポステコグルー、スパーズ監督。

 

 

 

 

 

では、なんでそんな事が起こったのかといいますと…

今回、シティと優勝を争っているのは、スパーズの宿敵、

同じロンドンに本拠地をもつアーセナル。

スパーズVSアーセナル は、”ノース・ロンドン・ダービー”

と呼ばれる、世界最古のダービーマッチの一つだったり

するんですけど、この両クラブ、異常なほどライバル心が

強く、ホントに仲が悪い… (;^_^A

ようするに、自分達がシティに勝ってしまうと、憎っくき

ライバルであるアーセナルに優勝されてしまうので、

それなら負けたほうがマシだってか?

前述しましたが、シティに勝てば4位以内、来年のCLに

出場できる可能性さえ残っていたのに…

 

 

 

 

 

過去、両クラブの間にどんな遺恨があって、いがみあって

いるのかなんて知らないし、興味もありませんが、

これは正常なライバル関係とは到底言えませんよね…

ライバルに優勝されるぐらいなら、愛するクラブの敗戦を

喜ぶなんて。

たとえ負けても、勝者を讃える文化が残っている

日本人には、まったく理解不能です。

ハッキリ言って、不快感と嫌悪感しか感じませんし、

スパーズとスパーズ・サポーターは、クソですね。

そして、この一件以外にもサポーターの民度が疑われる

ようなエピソードが多数あるクラブであることと、

そしてチームは荒っぽいを通り越して汚いプレーが多い…

なんでも0-2になった時点でサポーターが喜び始め、

「アーセナル、見ているか」というチャントが飛び交い、

アンジェ監督に「試合を捨てろ」というヤジが飛んだとか…

そんな負け犬クラブが、素晴らしいシーズンを送った

アーセナルを嘲笑する資格はないと断言します。

ホントに嘆かわしい……  ( `ー´)ノ ムカムカ

 

 

 

 

 

  アーセナルの冨安 (左)とスパーズのソン(右)。

  そこまで歪んだライバル意識は、もはやスポーツとは

  言えません…

   (今回の一件は選手たちには責任はありませんが…)