関西空港からマレーシアのクアラルンプールへの飛行機の隣に座った女の子。見た目は東南アジアみたいですが、とっても丁寧な日本語を話します。
気になって声をかけたら、インドネシアと日本のハーフの方でした。
18歳までバリで育ち、それまで一切の日本語は話せなかったけど、日本へ留学。日本語学校の後は京都の大学、今は日本のメーカーで働いてます。
彼女は漢字も書けます。日本語が上達した一番の理由は、アルバイトをしたこと。緊張感のある実践の中で話すの事が良いみたいです。
先日、泊めたフランス人もたった一年で日本語が普通に話せるようになったのは、やはりラーメン屋でバイトしたからと話してくれました。
日本の大学で驚いたことは、
・授業中、誰も手をあげないこと
・日本人がパソコンを使えないこと
インドネシアでは、手を挙げないと授業に参加してないからと叱られます。
小学校からパソコンの授業があり、エクセルやワード、その他いろんなスキルを学びます。
確かにうなづけます。
彼女がユニークなのは、イスラム教から仏教に中学時代に改宗したこと。そんな人に初めて会いました。
イスラム教は厳格な決まりが多いので、仏教があまりに楽に感じたそうです。とくに、きんしされていた豚肉が美味しいのに驚いてました。
ただ、イスラム教のお祈りをする前はきちんと体を洗って、神に祈るので、とても若返る感覚があったそうです。
とても社交的で明るく、インドネシア語、英語、日本語が堪能なので、いつの日か日本から海外へ出て活躍する気がします。