少し前のことになりますが。
田舎の親戚のところへ行く機会がありました。
交通の便が発達しているとはいえないので、片道車で約4時間。
母方の父の兄弟の方が危篤で。
私がまだ小学生のころ、こちらにお邪魔したことがあり。
1週間ほどステイ予定だったんですが、数日経つうちにホームシックにかかり、
泣いて帰った記憶を今も覚えています。
・・・今思えば、皆優しくしてくれて、別になんてことはなかったのに(笑)
その頃は、その祖父の兄弟の方も元気でした。
漁師をしていて、船で沖に出してくれた。
その時ばかりは、少し気分が晴れてました。
そんなことを思い返しながら、
久しぶりに会った祖父の兄弟は、病院のベッドの上で、あの頃より随分と痩せていました。
奥さんが傍についていましたけど、奥さんも疲れの色は出ていて。
奥さんもあの頃より腰が曲がり、動きも緩慢になっていた。
子供の頃は「そんなにジュースばっかり飲んだらいけません!」と叱られていた。
着いたのが夕方であまり時間もなく、
奥さんの疲れの色からも、あまりゆっくり話もできませんでしたが・・・。
いつか人は衰えていく、とはいえ、
何の悪いこともしていないであろう人が、
苦労し、苦しんで死んでいかなければならないのが、私にはまだ理不尽に思えて仕方がなく、
やるせない気持ちを抱えながら帰ってきました。