おはようございます🌞
🌟願いを現実に変える「変革の印象学」🌟
伊藤萌華(いとう めいか)です。
客室乗務員、グランドスタッフになりたい大学生、社会人の皆さまに自己分析、立ち居振る舞い、エントリーシート添削、面接練習など、全てをサポートする仕事を行って今年で18年目になります
今日は「夢実現」客室乗務員編
身体検査編 その1をお伝えしていきます✈️
身体検査だけでなく、体力検査も存在する客室乗務員採用試験。
本格的な採用試験が始まる前に、健康な体作りをしていただきたいです。
客室乗務員になることは興味ない、という方も
飛行機に乗った際に、このような身体検査、体力検査を通過してきたんだ・・・と温かい目で働く姿を見て頂けると幸いです
なぜ身体検査?
客室乗務員はフライト中に長時間の勤務や時差がある中で仕事をします。
健康な状態で業務を遂行することは、乗務員のパフォーマンスと安全確保のために不可欠です。
心身ともに健康な状態で働けるかどうかを厳しくチェックされます。
身長・アームリーチ
お客さまの荷物を座席上の棚に荷物を入れることや、緊急の非常用装備品を取り出すこともあります。
取り出すことに困らない背の高さが必要です。
会社によって違いますが、158cmあれば理想的。
身長よりもアームリーチを重視する会社も増えました。
手を伸ばしてどのくらい届くか(エミレーツは212cm) をチェックします。
体重・BMI
体重、特にBMIが重要視され始めました。
モデル業界でも美の基準は変化したのと同様、航空業界でも健康美が求められます。
BMIが17以下の方は選考に通過にくくなっています。
最近の傾向として、体重を最終試験ではなく途中の試験でチェックされることもあります。
食事を抜かず、よく噛んで食べ、運動で筋肉をつけましょう。
※BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
視力
客室乗務員の試験ではほとんどの会社が裸眼の規定はありませんが、コンタクトを付けて1,0にしておく必要があります。眼鏡は不可です👓
会社によって0.8でよいなど違いがありますが、ほとんどの会社が1.0を指定しています。
心配な方は、眼科に行きチェック、コンタクトレンズ購入をしましょう。
血圧・血液検査
血圧はそれほど合否に関係ありませんが、
血液検査、特に貧血の有無は大きくかかわってきます。
上空に行くと貧血を起こしやすくなるため、貧血が気になる方は病院へ行くことをお勧めします。
サプリメントも売っていますが体質に合う合わないがあるので慎重に。
食生活から改善するとよいですね。
実は私は「貧血」による条件付き内定でした。
内定後に病院で鉄剤をもらい、食事改善で直して無事に入社しました💦
聴力検査
多くの音域の音を聞きます。聞いたことのないような小さな音まで聞きます。
機内での異音を聴き取るためにも耳は大変重要な器官です。
普段、イヤホンを使って音楽を大音量で聴いている人は控えましょう。
普段から耳を使って様々な音を聞く訓練をすることをお勧めします。
また、睡眠不足、ストレスが聴力に大きな影響を与えます。よく寝て、よく笑い、ストレス発散を心掛けてください。
耳鼻科検査【最難関】
これが最難関です。
耳に圧力をかけ、耳ぬきができるかどうか、鼓膜がどのように変化するかをチェックします。
耳、鼻、喉が弱い方は、航空性中耳炎という降下中に耳が痛くなってしまい、仕事ができない状況になることがあります。
花粉症、鼻炎の方は耳鼻科に行って対策を。
私は在職中、航空性中耳炎のため、鼓膜の手術をしました。1週間の仕事を休んだこともあります。
まとめ
健康であることも客室乗務員に求められる要素の1つです。
「心・技・体」が揃ってこそ、お客さまに安全で快適なおもてなしを提供できます!
まだまだ健康診断の項目があります。
まずは今回の6項目をチェックしてくださいね。
航空業界志望の皆さん、健康体力にも気を配り、
内定を目指しましょう!
明日は他の項目をお届けします。