ヒストリー・オブ・バイオレンス | 絵を描こう♪

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ヒストリー・オブ・バイオレンス
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』


前回紹介した『ホビット/竜に奪われた王国』の関連作、『ロード・オブ・ザ・リング』で勇者アルゴルン役を演じていた”ヴィゴ・モーテンセン”さん。今回は、そのモーテンセンさん主演の映画、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を紹介しま~す♪
タイトル通りのバイオレンス映画。それほどグロイシーンとか無いと思います。でも、そういうの苦手な人は観ない方がイイかもです…。

舞台はアメリカの田舎町。そこでレストランを経営するトム・ストール(ヴィゴ・モーテンセン)。彼は奥さんと子供ふたりで暮している普通のお父さん。そんなある日の夜、彼が経営するレストランに強盗目的のふたり組が現れる。従業員が危機にあった瞬間、とっさにとったトムの行動は町の人々に英雄として称されます。翌日、テレビや新聞で昨夜の出来事が報じられ、彼の元には…。

この映画、やはり主演のモーテンセンさんの演技がいい。家族を愛する良きお父さん、最後まで変わらず家族のことを思っています。さらに脇を固める俳優陣も素晴らしい。彼の奥さん、エディ・ストールを演じる”マリア・ベロ”さんの迫真の演技もこの映画の完成度を高めています。何も疑うことなく、心からトムを愛する良き妻。そんな仲睦まじいふたりなので、ほんの少しエッチなシーンもあります。その点は何卒ご了承をいただけると幸いです。そして、片目に傷を負った筋金入りの悪(ワル)、カール・フォガティを演じる”エド・ハリス”さんも素晴らしい。とても優しい笑顔の持ち主ですが、今回は怖い系の人を演じています。こんな人に絡まれたらホント怖い~。だけど、魅力あるカッチョイイ~怖い人だった。

映画の時間も約1時間30分程度、シンプルにサクサクと観ることができます。バイオレンス映画ではあるけれど、それぞれの心情などもよく描かれているヒューマンドラマだと思います。
秋の夜長、気が向いたら是非どうぞ~♪