映画を観に行ったり、シリーズ物の小説に最新刊手前まで追いついたり、気に入ったドラマのBOXを手に入れて喜んだり、連続起床時間の自己ベストを更新したりしていました。40時間を超えたころから「もう二度と寝なくても大丈夫なのでは?」みたいな気分になる。頭いたい。
ハヤカワ文庫の『熊と踊れ』(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ/ヘレンハルメ美穂&羽根由・訳)を買う。スウェーデンで実際に起きた3兄弟の連続銀行強盗事件をもとにしたという小説。
熊っていうと『慟哭の谷』と「レヴェナント」を思い出すな。
私もレビューを見て手にとったんですが、『慟哭の谷』はおすすめします。ヒグマの食害事件を書いたノンフィクションとして非常に興味深かったです。襲撃時の描写が本当に恐ろしい。
スウェーデン語の教科書が手元にあったらよかったんだけど以下ウィキを見ただけで書いてみる。
原題は『BJORNDANSEN』(つづりはちょっと間違い。スマホだとOの付加記号が出ない)。DANSENは名詞なので直訳は「熊のダンス」。
タイトルの由来については本編中で言及があって、「敵の中で一番強い奴の負かし方」みたいなことらしいです。正面から急所にいれたら誰でも怯むし、一番強い奴を負かしたら、その他全員に勝ったことになる、という。
強敵の象徴になるくらいなので熊の中でもヒグマかな。
(→追記。bjornには英語でいうcub「幼獣」の意味もあるので、そちらを取るなら「熊」は強敵ではなく主人公3兄弟を「凶暴だけど幼い子供」と表しているとも取れます。「強敵に向かうこと」と「熊の子のつたない足取り」って全然ニュアンスが違う。例のシーンからすると前者っぽいけど。どうなんだろう。気になって寝るに寝れん)
ビョルン・アンドレセンの名前と同じっぽい。
まだ頭のほうだけどなかなか面白そう。このまま積読より優先して読み進める。
「なあ。このほうが、ずっとましだろ? 仲間に加わって、ちゃんと……わかったほうが。家でソファーに座って、なにもわからずにいるより、ずっと」
pp.30-31
3兄弟は上から24歳、21歳、17歳。三男がまだへろへろに頼りないから役割分担が既にして偏りつつあるなあ。そこをどう回していくのかな。
次男のキャラはまだ分からないので、それも楽しみに。
スウェーデンの地名の響きがいいな。ボートシュルカ、イェートリュッゲン、リリエホルム。外国の地名をこつこつ覚えるのも楽しい。
*
「君の名は。」の感想を書いたらちょっとした長文になりました。少し寝かせます。
登場人物の言動の一貫性ばかりが気になって、とりあえず説明がついたから満足はしたんだけど、結局作品の一番おいしいところは見落としてるような気がする…。