豚骨や鶏ガラから取った出汁に醤油のタレ(かえし)を合わせた豚骨醤油ベースのスープに太めの中華麺、ほうれん草、チャーシュー、海苔をトッピングしたラーメンです🍜(写メは三郷にある桜道のラーメン)
そして味の濃さ、アブラの量、麺の硬さを好みに応じて変更できるのが一般的な『家系ラーメン』です。
そんな『家系ラーメン』の元祖は、皆さんご存知
『吉村家』
家系ラーメン創始者の吉村氏は、平和島のトラックステーションにある『ラーメンショップ』で修行した後にラーメン店を開業したそうです。
その『吉村家』から始まり暖簾分けしたお店が広がり、屋号に『〜家』が多かった事から『家系』と呼ばれる様になりました。
そして『吉村家』の流派に属せず、独自で展開したのが『壱六家』
そんな『壱六家』から更に暖簾分けされたお店は『壱系』と呼ばれています。
更に『吉村家』や他の『家系ラーメン』とは全く関係が無く開業したお店が、みんな大好き
『山岡家』
こちらは【資本系家系ラーメン】なのです。
そんなラーメンの歴史を作った
『家系ラーメン』
家系図があるのをご存知でしょうか?
↑Googleより拝借
この家系図を見て色々なお店に行くのも楽しみの一つです
また最近、千葉を中心に店舗を増やしているのが
『王道家』(写メはとの丸家)
こちらは『吉村家』の直系系家系です
『家系ラーメン』は大きく分かれていて
【直系系家系】(吉村家の系列)
【壱系家系】(壱六家の系列)
【オリジナル系家系】(吉村家、壱六家の系列以外)
【資本系家系】(山岡家の様に独自で展開したお店)
と、つまり『王道家』は【直系系家系】になるのです。
当時、私が住む埼玉県には直系系の家系ラーメンが無く、千葉の『杉田家』まで行き【直系系】の味を堪能していました
でも1年前、埼玉にも『王道家直伝』の『との丸家』がオープンしたので最近は、そちらに通っています♪
ちなみに『王道家』系は少し濃いめなので私は薄めでオーダーします
そして最近、本場神奈川へ行った際
【オリジナル系】の『大黒家』さんに初訪麺しました🍜
家に帰って調べてみると、大黒家さんは【オリジナル系】の『千家』さんで修行した後に開業したそうです。
そして、こちらのお店は『家系ラーメン』の中では珍しい家族経営のお店なんです。
『家系ラーメン』というより街中華を匂わせる雰囲気とメニューの豊富さ。
野菜炒め、カレー、納豆ご飯、炒飯、日帰りランチ...
更に【二郎系ラーメン】まであります
『家系ラーメン』と言っても様々ですね
そんな『家系ラーメン』
色々あるので初めて食べた店舗が好みの味じゃないと
「家系ラーメン嫌い!」
とか
「この前初めて食べたけどスープが臭いから家系は嫌い!」
とか
「ご飯が固いからやだ!」
とか言い切ってしまう人も居るんですよね
家系と言っても系譜が様々なので好きな家系、苦手な家系があるのは仕方がないのですが、まだ一度しか食べていないのに『家系ラーメン』を纏めて嫌うのも少し悲しい
それに味の好みは人それぞれなので一概に
「不味い!!」
と言い切ってしまう人とは二度と食べ物の話はしません
ご飯が硬めなのはスープを絡めた海苔を巻いて食べるのが前提だから、ご飯は少し硬めのが合うんじゃい
と、私の話はさておき...
近年、急激に店舗を増やしている
【町田商店】
食べた事がある方も多いと思いますが、こちらのスープはとてもクリーミーですよね
この【町田商店】は家系図にも載っていますが『壱六家』の系列なので、いわゆる『壱系』になります。
こちらは『壱角家』のラーメンですが、『町田商店』と良く似ているのがわかりますよね
『壱角家』は『町田商店』から生まれているので、つまり『壱系』に所属されます。
そんな『壱系ラーメン』
『家系ラーメン』には間違いないのですが『吉村家』の系譜ではないので、『山岡家』と同じ【資本系家系】に属されます
さっき紹介した『大黒家』さんも【オリジナル系】の系譜なので、つまりこちらも【資本系】にあたりますね
とても奥が深い『家系ラーメン』
まだまだ語り尽くせませんが、また少し語りたくなったら勝手に書かせて頂こうと思います
いやあ、本当にラーメンっていいもんですね♡