北極圏にあるフリーマーケット | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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私は、旅行に行くと、時間があれば、その都市のフリーマーケットへでかけてます。その都市のひと昔前の日常生活で使用してた品物が売られており、それらの品物から、どんな生活をしてきたのか想像する楽しみがあるからです。北極圏に位置するロバニエミ市のフリーマーケットを探検しました。
中に入ると、すぐに60年代に流行ったジュークボックスには、3000ユーロ以上の値段が付いていました。ノスタルジアを追及する人に取って、またセカンドハンドの安値で手に入る日常品で節約を考える人に取って、また、その地方でしか手に入らない場として、人気を集めています。

フリーマーケットで価値ある探し物の一つは、イッタラの陶器とグラスで、20年前に買った値段以上で必ず販売されています。写真はイッタラのコーヒーカップとソーサー・セットで15ユーロの値が付いていました。イッタラは、いくら古くなってもその値段は下がる事はありません。そしてフリーマーケットで良く売れる人気商品の一つです。

3人トランペットエンジェルは、以前ロバニエミ市の薬局のウィンドウで多くの子供達のマスコットでありました。動く仕掛けがあり、上下、左右に体を振り回しながらトラペット演奏をします。値段は300ユーロ。

ラップランド地方の森に在住するひら鹿ムースの角。時々ひら鹿の角が森に落ちている時があるといいます。しかし両方ペアの角は落ちていません。合計18にわかれた角の値段は、350ユーロ。

北極圏にあるロバニエミ駅。2月21日、午後4時撮影。快晴。ホライゾンには、すでに夕日が現れています。なんとなくヘルシンキの空の色とは違う雰囲気が漂っていました。この日の夜行電車に乗りましたが、この日の夜は、オーロラが見えたかも。