その時は唐突に訪れました・・・。
だいぶ運転にも慣れてきて、ZZR1400ってデカいけど取り回しは意外としやすいということをしみじみ実感していた中での悲劇です。
まさか、このバイクで立ちゴケをしてしまうとは 泣
どのような状況だったかというと
まあ、たまにあると思うのですがバイクの駐車場を探していて
「やべ、車の駐車場の入り口まで来ちゃったか・・・。引き返そう」
というシチュエーション。
ZZR1400のようなバイクは、一旦バイクを降りて押しながら方向転換すべき状況ですよね。
しかし、駐車場のゲート前なので車の出入りも頻繁なことも手伝って焦ってしまったのと、ここしばらくの運転で少々自信がついていたこともありバイクに乗ったままUターンを決行しました。しかも二人乗り 汗
こんな感じです。
はじめはいい感じだったのですが、曲がり切ったその時、
あれ?やばい!!と、あの感覚が襲って来ました。
そう立ちゴケの予感です。
必死に抗ってみましたが、もうそうなると人間一人がどうこうできる問題ではありません。
ガシャーンーーーー!!!やってしまいました。
失敗の要因は小回りしすぎたところと、クラッチを切ったまま曲ってしまいタイヤのグリップが効いていなかったこと、そしてつい腕でハンドルを切ってしまったことかなと思っています。
バイクは自転車と違います。体重移動で乗る乗り物です。自転車の様に腕でハンドルを切ってバイクをそちらの方に倒していくとあっさり倒れます。
体重移動で曲がりきれない時は素直に降りて取り回ししましょう 涙
立ちゴケの代償は・・・。
右のミラーとアンダーカウルが少し削れてしまいました。あとマフラーにも傷が。
正直、思ったより被害は少なかったです。それはこのおかげです。
スライダー、本当に付けててよかったわ・・・涙
自らを削りながらボディを守ってくれたスライダーちゃんです。痛々しい。
がっつり削れた右ミラー。
アンダーカウルもガリガリに・・・。
ZZR1400のアンダーカウルって、なんだか一部だけ膨らんでいるんですね。
その部分が犠牲になった感じです。下地まで逝ってしまったかな 汗
マフラーも若干削れています。
いずれ交換する予定なので気にしないことにしました。
まあ、これで済んだのはよしとしなければいけませんね。
ちなみに、実際に倒してみるまで倒れたら起こせるか不安でしたが、腰をしっかり入れて重心を踏まえて起こせばすんなり起こすことができました。
車も来ていなかったのが不幸中の幸いでしょう。
倒した時にどこからともなく「STAFF」と書かれたジャンパーを着たお兄さんが走ってきて、「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれました。
「大丈夫です!!!」と言ってすぐその場を離れました。恥かしいー。
僕の去り際にそのお兄さんが「ZX14ですよね!」と目をキラキラさせながら話しかけてきました。バイク好きなお兄さんなんでしょうね。状況も状況だったのでゆっくり話せなくてごめんなさい。
削れた部分の、ミラーはとりあえず目立たないように急遽購入したペイントマーカーでぬりぬり。なんとかぱっと見分からない程度になりました。
次はアンダーカウル、見た目的にダメだろうなぁと思いながらもコンパウンドでごしごししてみました。以前のブログで紹介したヘルメットの傷を消すのに使ったコンパウンドセットです。
まずは一番荒い番号から・・・。コレでダメならダメでしょう。
はい、ダメでした。やっぱり下地まで逝っていました 涙
もう仕方ないですね。後日どうするか検討します。
立ちゴケは 忘れたころに やってくる
バイカーが忘れてはいけない一句ですね。
これから慎重に乗ろうと思います。