今日は納車時のお約束通り、ZZR1400に乗ってみてどうか
感じたことをご報告です。
僕はバイクの専門家ではないためあくまで体感ですが、
素人が調べた事前情報と比べてどうだったのかを中心に書いていきます。
また、内容と順番は以前ZZR400に乗った時の感想に沿ったかたちにしました。
どうしても僕の感想は、最近乗ったバイクとの比較になってしまうので。
というか、それしか分かりません 笑
それではいきましょー
①車重
1400ということでかなり気になる項目でした。
実際乗ってみるとやっぱりかなり重いです。重いZZR400に乗っていたからそんなに変わらないかなぁと思っていましたが、正直だいぶ変わります。
シートに乗車した状態で前や後ろに動かそうとするとほぼ無理です。
400はある程度可能でした。
無理やりやっているといつかバランスを崩して立ちゴケしそうだったのですぐにやめました。
ちゃんと降りて、腰をタンクに密着させてコケないように慎重に取りまわしています。嫁さんに後ろから引っ張ってもらうのも怖くてやめています。
ただ、重心が低いのかふらつき感はなく、しっかり取りまわせば思ったより軽く転がります。
②足つき
ZZR400と比べて足つきは悪いです。身長169㎝程度(足の長さは並だと思う…)の僕が400は両足べったり踵までついていました(ブーツで)が、1400は並行時足裏の前半分着地といった感じです。
おしりを左右にずらすと片足べったり、逆の足はつま先といったところです。
まあ、十分でしょう。CBR250の時と同じかなぁといった感じです。
一つ気になるのが、純正ステップの位置です。
やや前過ぎるのか、信号待ち等で普通の姿勢で足を下ろしていると、ステップがふくらはぎに当たってしまうほど前に付いています。
③おしり等体の痛さ
今のところおしりの痛さは全くありません。まだ長距離を走っていませんが、1時間以上の走行をした感じでは全く痛くなる気配はありません。
後ろに乗っている嫁さんもおしりが全部シートの上に乗るので全く痛くないと喜んでいました。以前は少し左右にはみ出ていて、そこが痛くなっていたそうです。
ただ、逆に400では今まではなかった痛みが出てきました。
バイクに乗った後必ず左肘のスジが痛くなってしまい、数日間は続いてしまいます。
セパハンがかなり前傾なのと、クラッチが固めなので負担がかかっているのが原因かもしれないと思い、何度か同じ状態を繰り返した後、スポーツショップで肘用サポーターを買って装着するようにしました。
すると、バイクを降りた後全く痛みが出なくなりました。
まあ、これは僕個人に限ったことかもしれません。一応参考に…。
④荷物の積載
1400はタンデムシートの下に荷物積載用のフックがあります。また、僕が購入したバイクは前のオーナーさんがリアキャリアを付けていてくれました。
そこにリアパニアケースを搭載しました。また、左右にも搭載する予定です。
それでちょっとしたキャンプであればグッズを積載できると思います。
大柄の車体なので、ケースをいくつも付けても似合うのがいいですよね。
⑤横風
車体デザインのせいなのか、車重のせいなのかこれはほとんど影響を受けません。
まったくあおられないという訳ではありませんが、横風を受けても車体が倒されそうな怖さを感じることはなさそうです。
400も安定していましたが、それより更に安定している感じを受けます。
⑥始動
まあ、これは書くまでもないのですが、400はキャブ車だったので朝出発しようとしてエンジンがかからないことが多くありました。毎回チョークを全開にしてエンジンを掛ける時は結構ドキドキしてかけたものでした。
せっかくかかっても、しばらく走っていて交差点でクラッチを切ったとたんエンジンストップということもありました。
それに引き換え、インジェクションはやっぱりいいですね!絶対かかる安心感。
オートチョークで、音を聞いていると最初の始動時は回転が上がっているのが分かります。ありがたい。
ただ、これは知らなくて恥ずかしかったのですが、最初にレッドバロンでエンジンを始動した際、キーをオンにしてすぐエンジンをかけたら店長に注意されました。
なんでも、オンにしてすぐ「キューン」という音がしている間は燃料を調整している最中だからそこですぐに掛けてしまうと不十分な状態でエンジンが始動してしまい、何度かそういったことをやっているとエンジンが不調になることもあるそう。
教えてもらってよかったです。
それからは、キーをオンにして、すべてのランプが一旦ついたあと消えるまでは待つようにしています。
⑦色やデザイン
前にも書いた通り僕のこだわりは黒に見える実は青いボディです。
何度見てもかっこいいなぁと思ってしまう大満足ポイントの一つです。
あと、やっぱり白いメーター、テールのV字ランプ。
見た目のかっこよさは最強だと思っています!
実際じろじろ見られますしね。
⑧加速
加速は今まで400までしか乗ったことのない僕からすると異次元でした。
250や400のように軽い気持ちでアクセルをくいっと開けると爆発的な加速がくるので油断していると体が置いて行かれそうになります。
この辺は慎重なアクセルワークが要求されるんだなぁとしみじみ感じました。
逆に、追い越しとか、車線合流とかは無敵です。
ちょっと前にいる車などはすさまじい加速で簡単に抜き去って車線変更することができます。これは本当に気持ちいいです。
こう書いていくと低速はさぞかし扱いづらいのでは?と思う方もいるかもしれません。
これもすごいところでそれが全く逆なんです。極低速でクラッチをある程度雑に扱ってもほぼエンストせず耐えてくれます。
低速からしっかりトルクが厚くセッティングされているようです。
渋滞で走り出してすぐ1速でクラッチも切らずアクセルも開かない状態でいると通常のバイクだとすぐノッキングすると思います。そんな状態でもエンストせず走り続けます。オートマか!と思って笑ってしまいました。
なので、走り出しは全く不安なく操作できます。
ちなみに大排気量エンジンなので、やろうと思えば1速で街乗りは十分こなせてしまいます。1速3000回転で40km/hでます。2速3000回転で50km/h、以降ギアを上げるごとに3000回転で10km/hずつ増えます。
街乗りではあまりギアを変えずに走れてしまいます。
それでいて加速するときはギアを変えずにアクセルを開くとすごい加速ができます。
まさにオートマ感覚ですね。
ギアをサクサク扱う楽しさを感じたい方には物足りないかもしれません。
11000回転からがレッドゾーンなので300km/hでるのもうなずけます。
まあ、出すことは一生ないですが 笑
というエンジンなので、これはややびっくりだったのですが、街乗りで3速から2速や1速に下げても400や250のようなエンジンブレーキは期待できません。1速3000回転でも40km/h出てしまうので…。
なるほど…そりゃそうかと納得した次第です。
⑨コーナリング
乗っていて今までの400や250と比べて乗りづらさは全く感じません。
なお、交差点内でのUターンも何度かしましたが全く不安はありません。
これは絶妙な重心などの影響なのでしょうか。
僕は大体嫁さんを乗せたタンデムなのですが、問題なしです。
事前の噂通り、大型で重いモンスターバイクなのに不思議な操作のし易さという実感です。レッドバロンの販売員の方もこの点を強調していました。
ハヤブサはこうはいかないようですね。
まさにカワサキの傑作ツアラー・傑作メガスポーツですね。
⑩排熱
これはやはりというか熱いです。ZZR400とほぼ同じか、少し1400の方が更に熱いかなといった感じです。
足元にストーブがある感じで、冬は膝の寒さが全くないので助かります。
夏は地獄ではないかと思います 汗。
⑪小物の収納
全くありません。収納庫がない。というか、シート下も全くスペースが無く、僕はETCを搭載しているのですがそうなると全く空きスペースがありません。
どのくらいないのかというと、以前の2台はマニュアルや車検証、保険の書類などをシート下に入れていたのですが、それを入れる場所もないといった有様です。
仕方ないのでパニアケースを活用します。
⑫ヘルメットホルダー
車体の左に付いているヘルメットホルダー。
以前のZZR400とほぼ同じ場所にあります。400では、ヘルメットホルダーが下過ぎ装着すると、マフラーにヘルメットが密着してしまう状態でした。
ということでヘルメットが溶けそうなので着けられませんでした。
この辺は、以前のブログをご覧ください。
しかし!今度の1400はホルダーの位置が絶妙で、マフラーに当たりません!
見た目的には400と同じに見えたので、絶対無理だと思っていたのですが、リアステップの位置も相まってマフラーには接触せず着けることができました。
これはありがたかったです。
ちなみに、ヘルメットのところにあるグラブバーはセンタースタンドを立てる時につかむ場所です。
なお、シートを外すとシート下右側にワイヤーがあり、そこにもヘルメットを付けることができます。
ただ、毎回シートを外す必要があるので、メンドクサイ…。
なので、嫁さんは左側、僕のヘルメットはパニアケースに入れることにしました。
パニアケース内に荷物を満載している旅行時は右に着けるかな…。
まあ、不便だったら考えます。
⑬燃費
燃費はひと言でいうと良くはないです。このバイクはメーター周りのディスプレイに燃費が表示されます。リアルタイムで変化するモードもあるので、それで走ってみました。10km前半/L程度かなぁという感じですね。
高速のロングツーリングでも20km/Lはいかなそうです。
あ、そんなに回してないですよ。3000~4000程度でそんな感じです。
と、大まかに感じたところを以前のZZR400の感想に踏襲した形で書いてみました。
今後も乗っている間に気づいた点は書いていきたいと思います。
誰かの参考になれば嬉しいです。