マイブーム | When Poets Dreamed of Angels

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変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

最近、経済学の本を読んでいる。
昨今の金融状況を危惧して勉強しようと思ったわけでもなく、
動機は至って単純。面白そうだと思ったから。

エコノミストという雑誌を読んでいたら
経済学の特集が組まれていて
それを読んだのが切っ掛け。

大学時代は経済学部に在籍していたにもかかわらず、
経済学について学んだことすら忘れてしまっていた。
俺は大学の時に何をやっていたんだろう?
当時バブル全盛期だったということもり、
大学は「史上最大の遊園地」などと言われたりもして、
勉学に勤しむという状況ではなかった。
大学なんてものは社会に出るまでの時間を引き延ばす
公認された遊び場所程度のものだった。
たぶん・・・

言い訳はこれくらいにして、
経済学、面白い。
いきなり「資本論」とか読んじゃうと
挫折しそうだったから
まずは入門的な本から。

はじめての経済学〈上〉 (日経文庫)/伊藤 元重
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はじめての経済学〈下〉 (日経文庫)/伊藤 元重
¥872
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経済学を学ぶ (ちくま新書)/岩田 規久男
¥735
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入門編としてはこんなところでしょうか。

その後は
ゲーム理論入門 (日経文庫―経済学入門シリーズ)/武藤 滋夫
¥903
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現代の金融入門 (ちくま新書)/池尾 和人
¥756
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こういったところをなんかがいいようだ。

経済学を勉強したからと言って
それを何かの役に立てようという考えは全くない。
勉強は何かの目的を達成するためにするものだと考えがちだけど、
そんなことはない。
村上春樹の「ノルウェイの森」で
緑がワタナベ君に
「何のために普段の生活に役に立ちそうもないことを勉強するのか」
みたいなことを尋ねるシーンがある。
正確に覚えてないのでその答えはここでは明かさないけど、
それを頭の隅に置いておく価値は十分にある。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)/村上 春樹
¥540
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ノルウェイの森 下 (講談社文庫)/村上 春樹
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難し理屈は抜きにして、
気軽に色んな事を勉強しちゃえばいい。
目的がない分、面白くなかったら止めちゃえばいいし。

ちなみに次の予定は
西洋美術史とカラーコーディネイト。

経済学から西洋美術史に飛んじゃうところが俺らしい。
一貫性が全くない。
行き当たりばったりの思いつきで行動してるから・・・

まさに計画性のない人生をそのものだ。
ヤレヤレ・・・