「優しい雨」 | When Poets Dreamed of Angels

When Poets Dreamed of Angels

変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

最近カバーアルバムがブームになっているのか
いろんな人がここぞとばかりにカバーアルバムを出していて
この時期、リリースラッシュ状態。

このブームにちょっと思うところがあるのだが、
それは置いておいて。

・伴都美子のカヴァー・アルバム『Voice ~cover you with love~ 』
・杏里のカヴァー・アルバム『tears of anri』
・河口恭吾のカヴァー・アルバム『君を好きだったあの頃』

これらのアルバム全てに収められている曲、
それは「優しい雨」。
小泉今日子が歌っているイメージが強いと思うが、
この曲を作曲したのが「鈴木祥子」。
優しい雨の鈴木祥子バージョンには
・Singleバーション
・Albumバージョン
・Liveバージョン
があって、それぞれ演奏形態が異なって面白い。

とりあえずYoutubeにライブ映像があったので
小泉今日子や他のカバーバージョンと比べてみては?

4月のライブでの事件以来、
鈴木祥子を聴いていなかったが、
ここにきてふとiPodから流れてきた曲に
思わずすごい才能だなと感心してしまった。

ということで、プチ鈴木祥子ブーム。
メロディーやアレンジ能力だけじゃなく、
ピアノ、ドラム、ギターも弾けるマルチプレイヤーでもある。
しかも思いっきり打ち込み嫌い。
昨年発売された新譜もデジタルとは無縁の世界。
音もアナログチックで柔らかで暖かみがある。
そういった面でも彼女の才能を再認識させられた。

これからもずっと聴き続ける、愛し続ける
アーティストにちがいない。

今後も地味に自由に、そしてクォリティーの高い音楽を
提供して欲しいと切に願う。