「夜は短し、歩けよ乙女」 森見登美彦 | When Poets Dreamed of Angels

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変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女 森見 登美彦

おすすめ平均
starsおともだちパンチから始まる、めくるめく妄想の暴走
starsおもしろいけど・・
stars残念・・・
stars地に足つけない生き方を、そして読み方を。
starsオリジナリティーが…

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密かにブームとなっている関西文学。
万城目学に続いて森見登美彦にも挑戦してみた。

京都や奈良って存在自体が神秘的な感じがしていて
そこを上手くついてるなって思った。
そういった街の神秘的な部分と
摩訶不思議な登場人物が
織りなすへんてこりんなストーリー。
こんな感じ。

何か着眼点が面白い、というか笑いの壺が
俺と一緒かも。自分で言うのもなんだけど・・・

笑いの壺といえば、その昔「笑いの壺が違う」といって
何度かフラれたことがある。
一度ならまだしも、3回くらいあったと思う。
相当屈折した笑いの壺なのかなと凹んだりもした。
かなりショックだったなぁ。というより開いた口がふさがらない状態。
そんな理由で何度もフラれる俺って・・・

幸いにも今は笑いの壺が同じ人間と一緒に暮らしてる。
世の中には変わった人がいるもんだ。(;^_^A

そんなことはどうでも良くて、
取り敢えず、登場人物が
ことごとくみんな変というか・・・
うーん、ピッタリな言葉が見つからないけど、
兎に角へんてこりん。
そういうことにばかり気を取られてたので、
ストーリー的にどうかと聞かれると
「まぁまぁかな」という感じ。
ただ、他の本も読んでみたいとは思う。

へんてこりんな登場人物って結構好きかも。
多分、自分もその類の人間だろうから。


本日の基準体重との差:-3.0Kg