最近、日経平均の上げ下げの幅が
大きいことが多い。
10/22の「マーケットメール-朝刊-」(マネックス証券)
前の週の金曜日にNYダウが大幅に下げた(約370ドル)のを受けて
「サブプライム問題の影響が取りざたされて効果を疑問視する向きもあって、
下支え要因とはならず、ほぼ全面安となりました。」
と書かれていた。
そして今日10/24の「マーケットメール-朝刊-」(マネックス証券)
「原油価格や貴金属価格が落ち着いてくると好調な決算にも
素直に反応できると言うことのようです。芳しくない決算も見られるのですが、
懸念されたサブプライム問題の影響も限定的と見られることや
インフレ懸念が薄らいだことで景況感の悪化は利下げ期待につながり
買戻しや押し目買いも入ったようです。」
ちなみに昨日のNYダウは110ドル近く上げた。
いい加減、ウンザリ。
NYダウが上がればサブプライム問題の影響はない、
みたいな事言ったり、
NYダウが下がればサブプライム問題の影響や
その対策に対する効果が期待されないなど、
こういったその場主義的な見解がずっと続いてる。
いったいどっちなんだ。
俺はサブプライム問題なんて
全く解決されてないと思ってるし、
今起きている大幅な上げ下げは
サブプライム問題だけでもない。
日本で言えば今の時期は
9月中間期の決算発表時期だから、
発表される数字に敏感に反応していることも
要因の1つだろう。
もちろん円高も忘れてはならい要因。
投資で大切なことは当たり前のことだけど、
周りの情報に振り回されないこと。
情報を得ることはそれはそれで大切だけど、
それを鵜呑みにしすぎると痛い目にあう。
マネー雑誌に紹介されている
「これから上がる株」とか
「今からでも間に合う割安株」
なんてのを見てその株を買う時には
その株への買いは終わっている可能性が高い。
あとは売られるだけ。
最初からミクロ的な情報を沢山得るよりも
マクロ的な情報から絞り込んでいくほうが、
優良銘柄に当たる確率が高い。
業績のよい会社や日本の経済、金融に関することだけでなく、
世界的な観点で経済を見つめる必要がある。
今や経済、金融はグローバル化されていて、
日本とは関係ない国で起こったことも、
間接的にじわりじわりと影響を及ぼすと言うより、
直接的にそして決定的にダメージを受けることが多い。
世界を知る、それに尽きる。
同じように今や投資信託は郵便局でも買える時代で、
積立感覚で行っている人も多いと思うが、
新聞や雑誌で発表されている
成績のよい投資信託TOP10は
ほとんどがアジア関連、特に中国ものの
投資信託が占めている。
ずっと上がり続けるものはない。
これは断言できる。引き際が肝心。
特に短期的な視点に立った投資信託は、
一度下がると目も当てられなくなる。
そして目先の配当金だけに捕らわれても
痛い目にあう。
では、どういう投資信託を買えばいいのか。
・・・
難しい。
答えは風の中にある。
というよりみんながみんな投資をやる必要がないと思う。
個人投資家の時代とか銀行に預けていてももったいない
何て言われていて、
投資をしないと損をするみたいな風潮になっていて
それだったら投資信託に預けましょう、みたいな・・・
ある意味、洗脳?
自分で様々な観点から情報を入手できない人、
入手することが面倒な人、
知らないことは他人任せにしてしまう人。
そんな方はお金は銀行に預けるほうがベストだと思う。
自分の性格や生活スタイルにあった
お金の増やし方模索することが先決。
銀行にお金を預けることは少しも悪い事じゃないし、
それはそれで投資のスタイル。
全く問題なし。無理は禁物。
出来ることをコツコツと積み上げていく事が大切。
なんか中途半端だけど、
長くなったのでこの辺でやめます。
足りないところや間違っているところは
随時訂正します。
本日の基準体重との差:-2.0Kg