ヘッジファンド規制見送り | When Poets Dreamed of Angels

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変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

ちょっと古いニュースだけど、
3/19、G8(主要8カ国財務相会合)で焦点となっていた
ヘッジファンドへの規制について
直接の規制は見送り、ファンドにリスク管理や情報公開を
促すかたちで間接的に監視を強化することで合意した。

これは議長国のドイツが情報開示などの
自主ルール作りを求める提案をしたのに対して、
アメリカ、イギリスは反対していたもの。

これで6月世界同時株安説の材料となっていた1つが
消えたことになる。

長期投資家の俺としては、
こまめに売り買いしたくないんだけど・・・
とりあえず懸念材料の1つは消えた。

もう一つの懸念材料

「巨額の粉飾決算が問題となった「エンロン事件」を契機につくられ、
厳しい内部統制を定めているSOX法の存在が背景にはあり、
外資の撤退をより簡単にする今年6月4日の新規則施行により、
欧州各社の更なる上場廃止の加速が懸念されている。」
(原田武夫 国際政治経済塾 より)

あくまでも懸念されるだからなぁ・・・
何社くらい上場廃止の候補になってるんだろう?
その数が見えてこないと何とも言えないな。

まぁ材料的に乏しくなってきたから、
6月の世界同時株安の可能性は少なくなったのかな。

でもまだまだ気が抜けないな。
今年はここが山になるのかな?

どんな罠が仕掛けられているのか、
ヘッジファンドじゃないけど
出来る範囲で監視を強化しないと。