首都:タワラ
人口:8万人
人口密度:109人/km2
面積:0.07万km2
地域:オセアニア
言語:キリバス語、英語
中部太平洋の赤道を挟んで500万k㎡の会場に散在する島々からなる共和国。
中心はギルバート諸島。全島サンゴ礁からなり、年平均気温は27~32℃。
雨量は地域により差がある。
旧イギリス植民地。土壌に乏しく漁業が盛んである。
この国のことを知ってる人は少ないと思うが、
俺もニュース雑誌を見て始めて知った国。
この国が温暖化の影響により国(島)が水没の危機に瀕している。
この手のニュースはこの国だけの問題じゃないので
取り立てて珍しい問題でもないが、
一番気になったことは下記の赤字のところ。
<クーリエ ジャポンより>
海面の上昇はすでに島民の生活に支障をきたしている。
人々の主食であるタロイモは苗床に海水が侵入して甚大な被害を受け、
パンの木やバナナも塩の影響で成長を阻まれている。
また、水温の上昇によってサンゴ礁が傷つき、
唯一のタンパク摂取源である魚にいたっても生態系の変化が影響を及ぼしている。
何より、海面の上昇は島民から直接国土を奪おうとしているのだ。
最悪の場合、2050年までに北部の80%、南部の54%が海に沈むとみられており、
年間の被害額はGDPの34%にも及ぶと予測されている。
だが、島の人々は地球温暖化に関する知識や、
将来に対する計画をほとんど持っていない。
島民は長期的な計画に基づいて将来を設計するような生き方に慣れておらず、
今日や明日の生活しか考えようとしないことも問題を深刻にしている。
要するに今日を生きることが精一杯で、
将来の事なんて考える余地がないって事かな。
エジプトに旅行したときにも同じようなことを感じた。
そういう人たちが実際にいる。
将来のことを考えられない、それは希望がないって事になるのかな。
希望って自分の将来を把握できて
初めて生まれるんじゃないかな?
俺たちは幸か不幸か将来のことを考えることが多い。
それは不安や絶望だったり、幸福や満ち足りた人生だったりする。
ちょっと前までは将来のことを考えられないなんて
かわいそうだと思ってた。
それはエジプトに旅行したときも同じようなことを感じてた。
将来のことを考えて目標や目的を持つことで、
人生が向上していくと思ってたから。
そうは言っても、
将来のことを考える必要がなければ、
それはそれでいいなじゃないかって思うところもある。
要するに出来れば今まで通りの生活をさせてあげたい。
そっとしておいてあげたい。
先進国等※がもたらした罪の犠牲に彼らを巻き込みたくない。
そんな風に考えるようになった。
※環境問題は先進国だけが悪いって決めつけられないから
でもそれはもう不可能で、近隣諸国への移住しか道がない
と言われている。
島民は、固有の国土やアイデンティティを失うとして
非常に消極的とのこと。
そりゃそうだ。自分たちがの関係ないところで起きた問題に
巻き込まれてるだけだから、ごもっとも。
さらに先進国はこうした問題への対応が冷たいとのこと。
俺が怒っても何の解決にもならないし、
何もしてあげられないんだけど。
何か罪悪感感じちゃうなぁ。
今はエコなことといえばスーパーにマイバッグを
持っていくくらいだから、
せめてもう二つくらいエコなこと増やそう。
小さな事からコツコツとってところかな。
IT'S A NEW DAY. by石田ショーキチ
笑い空時に涙雨
すべては無垢な心の貴方こそ
そのままで、僕もこのままで
ここからまた歩ける It's a new day.